タイムコードについて
タイムコードとはビデオに記録された信号で、テープ上の各フレームを識別するために使用しま
す。
「
Final
Cut
Pro
」でビデオまたはオーディオを取り込むときにタイムコード信号も一緒に取
り込んでおり、クリップを再生すると「
Final
Cut
Pro
」にタイムコードが表示されます。タイム
コードによって、素材をテープから再取り込みしたり、常に同じフレームを得ることができます。
「
Final
Cut
Pro
」は、時/分/秒/フレームを表示する
SMPTE
タイムコード(
Society of Motion
Picture and Television Engineers
が開発)を使用しています。以下のような形式です。
「
Final
Cut
Pro
」では、タイムコードはビデオとオーディオクリップ項目の間の同期、プロジェ
クトの互換(
Edit Decision Lists
など)、およびテープからのクリップの再取り込みに使用しま
す。クリップを再生すると、
「
Final
Cut
Pro
」はメディアファイルのタイムコードを表示します。
タイムコードでシーケンス内を移動することや、編集の長さを見ることもできます。
タイムコードの詳細については、
Volume
2
の第
25
章「タイムコードを操作する」を参照してく
ださい。
時 分 秒 フレーム
SMPTE
タイムコード
01:32:15:28
26
Part I
Final
Cut
Pro
の概要