クリップとは
ハードディスクにメディアファイルを準備したら、
「
Final
Cut
Pro
」でそのメディアファイルを
使用して作業する方法が必要になります。クリップは、
「
Final
Cut
Pro
」の最も基本的なオブジェ
クトです。クリップはメディアを表しますが、メディアファイルそのものではありません。ク
リップは、ハードディスク上のビデオ、オーディオ、またはグラフィックスのメディアファイル
へ接続するもの、または指示するものです。
(メディアファイルとクリップの関係の詳細につい
ては、
35
ページの「
クリップとメディアファイルの接続について
」を参照してください。
)
クリップでは、メディアを直接操作せずに、メディアのカット、トリム、再編成、ソートを簡単
に実行できます。クリップの管理や整理は、
「ブラウザ」から行います。最も頻繁に目にするク
リップは、ビデオ、オーディオ、グラフィックスの
3
種類ですが、ジェネレータクリップ(メ
ディアが「
Final
Cut
Pro
」で生成されたクリップ)など、その他の種類のクリップもプロジェク
トに保存できます。またクリップをより小さなピース(サブクリップ)に分割し、場面をさらに
整理することもできます。
クリップ
クリップ クリップ
ハードディスク上のメディアファイル
プロジェクト
第
3
章
プロジェクト、クリップ、シーケンスを理解する
29
IIII