再生ヘッドとスクラバー・バー
再生ヘッドは、現在のシーケンスで現在表示されているフレームの位置を表示します。スクラ
バー・バーは、
「キャンバス」のビデオ画像の下にウインドウの幅全体にわたって表示されます。
シーケンスをスクラブ再生するには、スクラバー・バー上で再生ヘッドをドラッグします。また、
コマンドキーを押したまま再生ヘッドをドラッグすると、再生ヘッドの動きが遅くなるので、特
定のフレームをより簡単に探すことができるようになります。スクラバー・バー内の任意の位置
をクリックすると、再生ヘッドがその位置にすぐに移動します。
スクラバー・バー上での再生ヘッドの動きは、
「スナップ」がオンになっているかどうかに影響
されます。スナップがオンになっていると、再生ヘッドが「スナップ」されます。つまり、再生
ヘッドはスクラバー・バー上の任意のマーカー、イン点、またはアウト点に近付くと、その位置
に直接移動します。
(スナップをオンまたはオフにするときは「表示」>「スナップ」と選択す
るか、または
N
キーを押します。)
再生ヘッドをシーケンスの先頭に移動するには:
m
キーボードの
Home
キーを押します。
再生ヘッドをシーケンスの最後に移動するには:
m
キーボードの
End
キーを押します。
再生ヘッドを次の編集点に移動するには、以下のいずれかの操作を行います:
m
「マーク」メニューから「次の」を選び、「編集点」を選択します。
m
「次の編集点へ移動」ボタンをクリックします。
m
下向き矢印を押します。
m
Shift
キーを押したまま
E
キーを押します。
「
Final
Cut
Pro
」によって、直後の編集項目、イン点、またはアウト点が検出されます。
「表示」
メニューのオーバーレイが有効の場合、「キャンバス」に
L
型のアイコンが表示され、イン点ま
たはアウト点にいることが示されます。
アクティブでないビデオ
再生ヘッド
シャトルコントロール
スクラバー・バー
ジョグコントロール
アクティブでないビデオ
96
Part II
Final
Cut
Pro
のインターフェイスを学ぶ
再生ヘッドを前の編集点に移動するには、以下のいずれかの操作を行います:
m
「マーク」>「前の」>「編集点」と選択します。
m
「前の編集点へ移動」ボタンをクリックします。
m
上向き矢印を押します。
m
Option
キーを押したまま
E
キーを押します。
「
Final
Cut
Pro
」によって、直前の編集項目、イン点、またはアウト点が検出されます。
「表示」
メニューのオーバーレイが有効の場合、「キャンバス」に
L
型のアイコンが表示され、イン点ま
たはアウト点にいることが示されます。
再生ヘッドをシーケンスマーカーに移動するには、以下のいずれかの操作を行います:
m
Control
キーを押したまま、
「タイムライン」または「キャンバス」内の再生ヘッドの位置フィー
ルドをクリックし、表示したショートカットメニューからマーカーを選びます。
m
Shift
+↓キーを押すと、再生ヘッドの右側にある次のマーカーに移動します。
m
Shift
+↑キーを押すと、再生ヘッドの左側にある次のマーカーに移動します。
再生ヘッドがそのマーカーに移動します。
「表示」メニューのオーバーレイが有効の場合、
「キャ
ンバス」にマーカーが表示されます。
「タイムライン」内でのマーカーの設定の詳細については、
Volume
2
の第
4
章「マーカーを使う」を参照してください。