走行制御コントロール
走行制御(または再生)コントロールにより、「タイムライン」で再生ヘッドを移動するのと同
じように、「キャンバス」でシーケンスを再生します。これらのコントロールでは、クリップや
シーケンスを
100
パーセント(
1
倍速)の速度で再生します。各コントロールにはキーボード・
ショートカットがあります。
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再生(スペースバー)
: 再生ヘッドの現在の位置から、シーケンスを再生します。もう一度ク
リックすると、再生が停止します。
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イン点からアウト点まで再生(Shift +
¥
キー)
: 再生ヘッドをシーケンスの現在のイン点まで
移動し、そこからアウト点まで正方向に再生します。
Â
現在のフレームの周辺を再生(
¥
キー)
: 選択したシーケンスで、現在の再生ヘッドの位置の
「周辺」を再生します。このボタンをクリックすると、
「ユーザ環境設定」ウインドウの「編集」
タブにある「プレビューのプリロール」フィールドに入力した値に基づく再生ヘッドの位置の
前から、再生を開始します。再生ヘッドの元の位置を通過しても再生が続き、その後「プレ
ビューのポストロール」フィールドで指定した時間だけ再生を続けます。再生を停止すると、
再生ヘッドは元の位置にジャンプします。詳細については、
Volume
4
の第
23
章「設定と環境
設定を選択する」を参照してください。
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「前の編集点へ移動」
(上向き矢印)および「次の編集点へ移動」
(下向き矢印)
: これらのコン
トロールは、主に「キャンバス」で
1
つの編集点から次の編集点にすばやく移動するために使
用します。「前の編集点へ移動」および「次の編集点へ移動」ボタンで、再生ヘッドはシーケ
ンス内で、現在の位置に関連する前および次の編集点に移動します。シーケンスにイン点とア
ウト点を設定した場合も同様に、
「前の編集点へ移動」および「次の編集点へ移動」ボタンは
これらの点に移動します。
参考:
「ビューア」
、
「切り出しと取り込み」
、および「テープに編集」ウインドウでも同じような
コントロールが表示されます。
「次の編集点へ移動」
現在のフレームの周辺を再
生
イン点からアウト点まで再
生
再生
「前の編集点へ移動」
第
7
章
キャンバスの基本
95
IIIIIIII