垂直方向のマルチトラックコントロール
Â
トラック:
「タイムライン」の大部分を占めているのはオーディオトラックとビデオトラック
で、
2
つの領域は境界線で区切られています。この境界線を上下にドラッグすると、
「タイムラ
イン」の半分をそれぞれ占めているビデオまたはオーディオの領域に、より多くの領域を割り
当てることができます。オーディオトラック
1
および
2
は、この境界線のすぐ下から開始し、
以降のすべてのトラックは下方向に続きます。ビデオトラック
1
は、この境界線のすぐ上にあ
り、以降追加されるすべてのビデオトラックは上方向に続きます。詳細については、
Volume
2
の第
8
章「タイムラインでトラックを操作する」を参照してください。
ビデオ/オーディオトラックのデフォルト数は、
「ユーザ環境設定」ウインドウの「タイムラ
インオプション」タブで変更できます。詳細については、
Volume
4
の第
23
章「設定と環境
設定を選択する」を参照してください。
トラックはいつでも追加することができます。音楽や効果音を加えたり、構成上の理由から、
オーディオトラックを追加します。追加のビデオトラックは、クリップのスーパーインポーズ
や、ビデオクリップのレイヤーの合成に使用することができます。
ビデオトラック
垂直スクロールバー
オーディオトラック
未使用領域は新規のトラックを入れる
スペースに使用されます。
境界線
ツマミ
第
9
章
タイムラインの基本
117
IIIIIIII
Â
未使用領域: これは、シーケンス内の一番外側のビデオトラックとオーディオトラックの、上
側または下側の部分です。本来、この部分は空白です。しかし、このグレイの部分にクリップ
を直接ドラッグすると、これに対応して新しいトラックが自動的に作成されます。
Â
垂直スクロールバーとツマミ: トラックの数が多くて「タイムライン」ウインドウに一度に表
示できない場合は、このスクロールバーを使用すると、ビデオトラックとオーディオトラック
を別々にスクロールできます。オーディオトラックとビデオトラックの領域の間にあるツマミ
を使用すると、専用のスクロールバーを持つオーディオトラックとビデオトラックの個別のグ
ループを含む静止領域を定義できます。
ビデオよりオーディオトラックの方がかなり多い場合に、これが役立ちます。オーディオスク
ロールバーとビデオスクロールバーの間のツマミを使用すると、オーディオトラックに、より
多くの領域を割り当て、ビデオトラックの方は少なくすることができます。静止領域の作成の
詳細については、
Volume
2
の第
8
章「タイムラインでトラックを操作する」を参照してくだ
さい。