Final Cut Pro 6 - 編集コントロール

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編集コントロール

「タイムライン」の編集コントロールは、編集用および再生用に選択し有効化するトラックを決

定します。

Â

「ソース」コントロールと「保存先」コントロール: これらのコントロールを用いると、

「ビュー

ア」のソースクリップのクリップ項目を「タイムライン」のトラックに接続(またはパッチ)

することができます。これらのコントロールは主として

3

ポイント編集に使用し、シーケンス

に組み込むソースクリップ項目のトラックと、その位置を決定します。

利用可能なソース・コントロールの数は、ビューアに現在開いているソースクリップのクリッ

プ項目数に一致します。たとえば、普通の

DV

クリップにはビデオトラックが

1

つ、オーディ

オトラックが

2

つあります。この場合、

1

個のビデオソース・コントロールと

2

個のオーディ

オソース・コントロールが「タイムライン」に表示されます。しかし、ビデオ項目が

1

つ、オー

ディオ項目が

4

つあるクリップを「ビューア」で開いている場合は、

1

つのビデオソース・コ

ントロールと、

4

つのオーディオソースコントロールが「タイムライン」に表示されます。詳細

については、

Volume

2

の第

10

章「

3

ポイント編集」

î

を参照してください。

Â

トラック表示コントロール: トラックの内容をシーケンスに表示したりレンダリングしたり

するかを指定します。トラックが無効の場合、

「タイムライン」内でそのトラックは暗く表示

されますが、その内容は依然としてシーケンスの中にあり、引き続き編集できます。シーケン

スを再生する場合、無効のトラックは「キャンバス」にも外部モニタにも表示されません。ま

た、そのシーケンスと共にレンダリングされたりテープに出力されることもありません。

参考:トラックが無効の場合は、そのトラックのレンダリングファイルは削除されます。

Final

Cut

Pro

」から警告のダイアログが事前に表示されるようにしたい場合は、

「ユーザ環境

設定」ウインドウの「編集」タブにある「レンダリングファイルの削除時に警告」オプション

を選択します。詳細については、

Volume

4

の第

23

章「設定と環境設定を選択する」を参照し

てください。

トラック表示コントロール

ソースコントロール

保存先コントロール

自動選択コントロール

ロックトラック・コントロール

ロックされているトラックには
斜線が重ねて表示されます。

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116

Part II

Final

Cut

Pro

のインターフェイスを学ぶ

Â

ロックトラックコントロール: このコントロールによって、トラックの内容が移動されたり変

更されたりするのを防ぎます。

「ユーザ環境設定」ウインドウの「編集」タブにある「ペンツー

ルでロック項目のオーバーレイを編集」オプションを選択解除した場合も、ロックされたト

ラックのオーバーレイを保護することができます。ロックされているトラックには、「タイム

ライン」の全体にわたって斜線が重ねて表示されます。トラックは、いつでもロックしたり、

ロックを解除したりできます。詳細については、

Volume

4

の第

23

章「設定と環境設定を選

択する」を参照してください。

Â

自動選択の切り替え: 「タイムライン」にある特定のトラックの「自動選択の切り替え」コン

トロールを有効にすると、コピー、ペースト、削除、

「マッチフレーム」コマンドなどのさま

ざまな機能を作用させるトラックが限定されます。

参考:イン点とアウト点は水平(時間)範囲で編集を限定するもの、

「自動選択の切り替え」

は垂直範囲で編集を限定するものと考えることができます。