「シーケンスの設定」ウインドウの「タイムライン」の表示オプションについて
」を参照して
ください。
Â
「タイムライン」の表示コントロール: このコントロールには、クリップのキーフレームコン
トロール、クリップのオーバーレイコントロール、およびトラックの高さコントロールがあり
ます。詳細については、
129
ページの「
「タイムライン」のタイムライン表示コントロールに
ついて
」を参照してください。
Â
トラックレイアウトポップアップメニュー: このポップアップメニューを使用して、カスタ
ム・トラックレイアウトを保存、選択、または元に戻すことができると同時に、
「タイムライ
ン」の表示オプションの一部を変更することもできます。詳細については、
130
ページの「
ト
ラックレイアウトポップアップメニューから使用可能な「タイムライン」の表示オプション
」
を参照してください。
「シーケンスの設定」ウインドウの「タイムライン」の表示オプションについて
「シーケンスの設定」ウインドウの「タイムラインオプション」タブでは、
「タイムライン」の表
示オプションのほとんどすべてにアクセスすることができます。同じオプションへのアクセスに
対する例外や代替方法がある場合には、注記があります。
ここをクリックして、
トラックレイアウトの
ポップアップメニューを
表示します。
トラックレイアウト
ポップアップメニュー
第
9
章
タイムラインの基本
125
IIIIIIII
「シーケンスの設定」ウインドウの「タイムライン」の表示オプションを変更するには:
m
「ブラウザ」または「タイムライン」でシーケンスを選択し、
「シーケンス」>「シーケンスの設
定」と選択して、
「タイムラインオプション」タブをクリックします。
基本オプション
これらは、いつでも変更できる基本的な表示オプションです。このオプションのなかには、ビデ
オ/オーディオトラックのデフォルトの数など、
「ユーザ環境設定」ウインドウの「タイムライ
ンオプション」タブでしか使用できないものがあります。というのは、これらのオプションは、
新規シーケンスのデフォルト設定だけに作用するからです。
Â
開始タイムコード: 新しいシーケンスの「タイムライン」上の開始タイムコードを設定します。
Â
ドロップフレーム: このオプションを選択して、
「タイムライン」にドロップフレームタイ
ムコードを表示します(フレームレートが
30fps
の
NTSC
方式ビデオにだけ適用されます)。
ドロップフレームタイムコードおよびノンドロップフレーム・タイムコードの詳細について
は、
Volume
2
の第
25
章「タイムコードを操作する」を参照してください。
Â
トラックサイズ: トラックサイズを選択して、
「タイムライン」に表示されるトラックの高さ
を設定します。
(
「タイムライン」のトラックの高さコントロールも使用することができます。)
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ビデオ/オーディオのデフォルトトラック数: 作成する新規シーケンスのビデオ/オーディ
オのデフォルトトラック数だけを指定することができます。このオプションは、
「ユーザ環境
設定」ウインドウの「タイムラインオプション」タブで使用することができます。
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サムネール表示:
Â
名前: クリップ名だけを表示し、サムネール画像は表示しません。
Â
名前とサムネール: クリップのイン点にビデオフレームと、クリップ名とを表示します。
Â
フィルムストリップ: 「タイムライン」の現在のズームレベルで表示できるだけの数のサム
ネール画像を表示します。
「タイムラインオプション」
タブの設定
126
Part II
Final
Cut
Pro
のインターフェイスを学ぶ
Â
オーディオトラックラベル: 個々のオーディオトラックとして、オーディオトラックにラベル
を付けるか(
A1
、
A2
、
A3
など)、ペアの一部として付けるか(
A1a
と
A1b
、
A2a
と
A2b
な
ど)を選択します。詳細については、
Volume
2
の第
17
章「オーディオ編集の基本」を参照
してください。
「トラックの表示」
Â
キーフレームオーバーレイを表示: このオプションを選択すると、ビデオトラックの上に不透
明なオーバーレイ(細い黒線)が表示されます。また、
「タイムライン」のオーディオトラッ
ク内のクリップの上に、オーディオレベルのオーバーレイ(細い赤線)が表示されます。この
線は、ビデオ透明度またはオーディオレベルを示します。詳細については、
Volume
3
の第
15
章
「キーフレーム設定されたエフェクトのパラメータを調整する」を参照してください。
「タイムライン」のクリップのオーバーレイコントロールを使用して、オーバーレイを表示/
非表示にすることもできます。
Â
オーディオ波形を表示: このオプションを選択すると、
「タイムライン」のオーディオクリッ
プの上に、オーディオ波形がスーパーインポーズされます。コマンドキーを押したまま
Option
キーと
W
キーを押すと、オーディオ波形のオンとオフを切り替えることができます。このオ
プションは、
「タイムライン」のトラックレイアウトポップアップメニューで使用することが
できます。
オーディオ波形表示
オーディオ波形なし
第
9
章
タイムラインの基本
127
IIIIIIII
Â
スルー編集を表示: スルー編集は、同じリール番号と連続したタイムコード値を持つ
2
つの隣
接したフレームから成ります。たとえば、
「カミソリ」ツールを使ってクリップを半分に切っ
た場合、その編集点はスルー編集となります。このオプションを選択して、スルー編集インジ
ケータをその場所に表示します(
2
個の赤い三角)。これは、シーケンスの不要な編集点を発
見し、削除する助けになります。このオプションは、
「タイムライン」のトラックレイアウト
ポップアップメニューで使用することができます。詳細については、
Volume
2
の第
13
章「ク
リップをカットする/継続時間を調整する」を参照してください。
Â
重複フレームを表示: このオプションを選択して、シーケンスで複数回使用するフレームを表
示します。重複フレームを表示して、クリップを選択する場合は、選択したクリップと同じフ
レームを含むすべてのクリップをリスト表示することができます。重複フレームインジケータ
を操作する方法の詳細については、
130
ページの「
「重複フレームを表示」オプション
」を参
照してください。このオプションは、
「タイムライン」のトラックレイアウトポップアップメ
ニューでも選択することができます。
Â
オーディオコントロールの表示: 「タイムライン」で、それぞれのオーディオトラックの左に、
「ミュート」ボタンと「ソロ」ボタンを表示するには、このオプションを選択します。
「タイム
ライン」の「オーディオコントロール」ボタンで切り替えることもできます
詳細については、
120
ページの「
オーディオコントロール
」を参照してください。
スルー編集インジケー
タ
128
Part II
Final
Cut
Pro
のインターフェイスを学ぶ
「クリップのキーフレーム」
クリップのキーフレームコントロールをクリックして、キーフレームグラフ領域を表示すること
ができます。各ビデオトラックとオーディオトラックの下にスペースを追加し、クリップに適用
されたエフェクトのキーフレームをそこに表示して編集することができます。
この領域を
4
つのオプション領域に分割し、クリップに適用されたモーションエフェクト、ビデ
オフィルタ、およびオーディオフィルタのキーフレームとパラメータを表示することができま
す。キーフレームグラフ領域のカスタマイズおよび使用の詳細については、
Volume
3
の第
14
章
「モーションパラメータを変更する」を参照してください。
Volume
3
の第
15
章「キーフレーム
設定されたエフェクトのパラメータを調整する」を参照することもできます。
Â
フィルタバー: 複数のビデオフィルタかオーディオフィルタをクリップに適用すると、クリッ
プが継続する間、緑色のバーがこのスペースに表示されます。特定クリップでフィルタにキー
フレームを追加すると、このキーフレームは、バー上にひし形で表示され、選択ツールを使用
して編集か移動ができます。
Â
モーションバー: クリップのモーション設定を修正すると、そのクリップが継続する間、この
スペースに青いバーが表示されます。特定クリップのモーション設定にキーフレームが追加さ
れた場合は、それらのキーフレームは適用されるバー上にひし形で表示され、選択ツールを使
用して編集か移動ができます。このバーは、ビデオトラックのみで使用できます。
青いひし形で示された
モーションバーとモーション
キーフレーム
青のバーは、クリップの
モーション設定が変更され
たことを示します。
キーフレームエディタ
緑のバーは、フィルタが
クリップに適用されている
ことを示します。
刻み目の間隔と色により、
クリップの再生の速度と方向が
表されます。
クリップのキーフレーム
コントロール
第
9
章
タイムラインの基本
129
IIIIIIII
Â
キーフレームエディタ: キーフレームエディタでは、モーションまたはフィルタパラメータの
キーフレームグラフ線を表示します。このグラフは、
「ビューア」の「モーション」タブと
「フィルタ」タブのキーフレームグラフ領域に表示されるものと同じです。キーフレームエディ
タでは、
「選択」ツールと「ペン」ツールを使用し、キーフレームを編集できます。キーフレー
ムエディタには、
1
度に
1
つのエフェクトパラメータのキーフレームグラフ線のみが表示でき
ます。
Â
速度インジケータ: 速度インジケータには、シーケンスのクリップの速度が、刻み目で表示さ
れます。刻み目の間隔と色により、クリップの速度と再生方向が表現されます。
「タイムライ
ン」のクリップの速度インジケータは、シーケンス内のクリップで速度を調整すると、リアル
タイムで更新され、クリップのタイミングの変更方法が正確に表示されます。ユーザが調整で
きるコントロールは、速度インジケータ領域にはありません。シーケンス内のクリップで速度
を変更している間に速度インジケータを表示する方法の詳細については、
Volume
3
の第
17
章
「クリップ速度と時間のリマップを変更する」を参照してください。