Final Cut Pro 6 - クリップまたはシーケンスをシャトル再生する

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クリップまたはシーケンスをシャトル再生する

スクラバー・バーは、クリップ(またはシーケンス)内のさまざまな部分にすばやく移動すると

きに非常に便利ですが、クリップ(またはシーケンス)をさまざまな速度でスムーズに再生しな

がら、編集点を設定する位置を決めたい場合があります。このような場合にシャトルコントロー

ルを使うと、ビデオデッキのシャトル機能と同じように、ビデオおよびオーディオをさまざまな

速度で両方向にスムーズに再生することができます。

シャトルコントロールは、

1

倍速未満で再生するときに特に便利です。オーディオの再生速度が

遅くなると、個別の単語を区別しやすくなるので、イン点とアウト点をより正確に設定すること

ができます。

[

分割されたセグメントの全訳

]

シャトルコントロールによるクリップやシーケンスの再生速度

は、

1/4

倍速、

1/2

倍速、

1

倍速、

2

倍速、

4

倍速の各方向とも

5

段階に分かれています。

[

ポストプロセスで削除

]

シャトルコントロールでは、スライダの位置が最も近い速度が適用さ

れます。シャトルコントロールの速度が

1

倍速、つまり

100

パーセントの場合、スライダが緑色

になります。

シャトルコントロールを使って、クリップまたはシーケンスをさまざまな速度で再生するには:

m

シャトルスライダを左から右へドラッグします。

右にドラッグすると、クリップやシーケンスは正方向に移動します。左にドラッグすると、ク

リップやシーケンスは逆方向に移動します。スライダを中心から遠くにドラッグするほど、ク

リップやシーケンスは、ドラッグした方向により速い速度で再生されます。

また、キーボードの

J

キー、

K

キー、

L

キーを使ってクリップをシャトル再生することもできま

す。キーボード・ショートカットを使う場合、

1

倍速未満の速度は

1/3

倍速だけです。ただし、

キーボードコマンドを使うと、最大

8

倍速で再生することができます。これは、シャトルコント

ロールを使用して再生するよりも速い速度です。

正方向に再生するには
右にドラッグし、逆方向に

再生するには左にドラッグ
します。

{

逆方向の再生速度を

切り替える

一時停止

正方向の再生速度を

切り替える

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104

Part II

Final

Cut

Pro

のインターフェイスを学ぶ

標準(

1

倍速)の速度で正方向の再生を開始するには:

m

L

キーを押します。

標準(

1

倍速)の速度で逆方向の再生を開始するには:

m

J

キーを押します。

再生を一時停止するには:

m

K

キーを押します。

現在の再生速度を

2

倍にするには:

m

L

キーまたは

J

キーをもう一度押します。

標準の速度の最大

8

倍の速度で再生できます。いずれかのキーを合計

4

回押すと、

1

倍速、

2

速、

4

倍速、

8

倍速の順に速度が切り替わります。

反対方向に再生するキーを押すと、まず現在の方向と同じ方向で再生速度が半分になり、キーを

押すたびに再生速度は

1

倍速になるまで順に低下します。その後は反対方向に再生され、速度は

1

倍速から順に倍増していきます。

再生方向をすぐに逆転するには:

m

K

キーを押して一時停止し、目的の再生方向に対応するキーを押します。

再生ヘッドを

1

フレームずつ移動するには:

m

K

キーを押したまま、

J

キーまたは

L

キーを押します。

再生ヘッドを

1/3

倍速未満で移動するには:

m

K

キーを押したまま、

J

または

L

キーを押し続けます。

参考:キーボード・ショートカットを使ってデバイスを制御する場合は、正方向(

L

)および逆

方向(

J

)の速度がビデオ機器によって異なることがあります。