移動のためにタイムコードを入力する
タイムコードとはビデオに記録された信号で、テープ上の各フレームを固有に識別します。タイ
ムコードを使用すると、シーケンス内で特定の時点まで移動することも可能です。
「ビューア」、
「キャンバス」または「タイムライン」の現在のタイムコードフィールドにタイム
コ ー ドを 入 力 す る場 合 は、区切 り 文 字(コ ロ ン など)を 入 力す る 必 要 はあ り ま せ ん。
「
Final
Cut
Pro
」は自動的に区切り文字を追加し、
2
桁で区切ります。
たとえば「
01221419
」と入力すると、「
Final
Cut
Pro
」はそれを「
01:22:14:19
」と解釈します。こ
の数値は、
1
時間
22
分
14
秒
19
フレームを表しています。
数値の一部を入力した場合、「
Final
Cut
Pro
」は、右端の
2
桁をフレームと解釈し、右から左に
向かって
2
桁ごとに秒、分、時間と解釈します。入力されなかった数字は
00
と解釈されます。
たとえば「
1419
」と入力した場合、
「
Final
Cut
Pro
」は、それを「
00:00:14:19
」と解釈します。
しかし、一番右の数値のペアが有効なフレーム番号でない場合には、入力されたすべての数値が
絶対フレーム数として解釈されます。
たとえば、クリップのフレームレートが
25 fps
であるとします。「
124
」と入力した 場合、
「
Final
Cut
Pro
」はそれを「
01:24
」
(
1
秒と
24
フレーム)と解釈します。しかし、
「
125
」または
「
199
」と入力した場合は、
「
Final
Cut
Pro
」はそれぞれ
125
フレームまたは
199
フレームと解釈
します。これは、
25 fps
のタイムコーダを使用している際には、フレームカウンタが
24
より大
きな数値を許容しないためです。
「
01:99
」のような数値は有効なタイムコードの数値ではないた
め、数値全体が絶対フレーム数として解釈されるのです。
タイムコードの使用方法の詳細については、
25
ページの「
タイムコードについて
」および
Volume
2
の第
25
章「タイムコードを操作する」を参照してください。
「キャンバス」の
再生ヘッドの位置フィールド
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