インターフェイスを使用した作業の基本
「
Final
Cut
Pro
」には、ムービーの作成中に使用する
4
つのメインウインドウがあります。
「
Final
Cut
Pro
」を開いてこれらのウインドウを確認し、操作や機能に慣れるよう心がけてくだ
さい。
参考:はじめて「
Final
Cut
Pro
」を開くと、簡易セットアップ(「
Final
Cut
Pro
」が編集システ
ムをどのように処理するかを定義する設定を集めたもの)および取り込み先ディスク(取り込ん
だメディアファイルを格納するハードディスクの場所)を選択するよう求められます。これらの
設定の詳細については、
163
ページの「
「
Final
Cut
Pro
」を開き初期設定を選択する
」を参照し
てください。
「
Final
Cut
Pro
」を開くには:
m
Finder
の「アプリケーション」フォルダにある「
Final
Cut
Pro
」のアイコンをダブルクリックし
ます。
簡単にアクセスできるようにするため、
「
Final
Cut
Pro
」のアイコンを「
Dock
」に追加すること
も可能です。詳細については、
「
Mac
ヘルプ」を参照してください。
すでにクリップのあるシーケンスを開くと、次のウインドウが表示されます。これらのウインド
ウについては、後の章に詳しい説明が記載されています。
44
Part II
Final
Cut
Pro
のインターフェイスを学ぶ
「
Final
Cut
Pro
」のウインドウで作業をする前に、そのウインドウが現在選択されているか(
「ア
クティブ」か)を確認する必要があります。目的のウインドウがアクティブではない状態で操作
やコマンドを実行すると、他のアクティブなウインドウ上で操作が実行されてしまう可能性があ
ります。
重要:
メニューコマンドやキーボード・ショートカットは、アクティブなウインドウに対して適
用されます。
アクティブなウインドウを見分けるには:
m
強調表示されたタイトルバーを探します。
ウインドウをアクティブにするには、以下のいずれかの操作を行います:
m
ウインドウ内の任意の場所をクリックします。
m
以下のいずれかのキーボード・ショートカットを押します:
Â
ブラウザ: コマンド+
4
キー
Â
ビューア: コマンド+
1
キー
Â
タイムライン: コマンド+
3
キー
Â
キャンバス: コマンド+
2
キー
Â
オーディオメーター:
Option
+
4
キー
参考:「ツールパレット」を開くためのキーボード・ショートカットはありません。
m
「ウインドウ」を選択してから、表示したいウインドウをサブメニューで選択します。
オーディオメーター:
このフローティングメー
ターで、オーディオレベル
を監視します。
「ビューア」: このウインドウは、編集するソースクリップを
プレビューしたり編集の準備をしたり、クリップのフィルタや
モーションパラメータを調整するときに使用します。
「 ブラウザ」
:
こ のウインドウで、作品中
の メディアを整理します。
「キャンバス」:
このウインドウでは、編集
されたシーケンスを表示し
たり、さまざまな編集機能
を使用したりすることがで
きます。「タイムライン」と
並行して動作します。
「タイムライン」:
ここには、シーケンスが
表示されます。
「ツールパレット」:
「ツールパレット」には、
選択、移動、編集および
項目操作に使用するツール
が含まれています。
第
4
章
Final
Cut
Pro
インターフェイスの概要
45
IIIIIIII