ディスクドライブ
ATA
ディスクには、次の
2
種類があります。
Â
パラレル(Ultra)ATA ディスク: このディスクは、
Power Mac G4
コンピュータで使用され
ています。
Â
シリアル ATA ディスク:
Power Mac G5
コンピュータはこちらを搭載しています。
ATA
ディスクは、
LVD
ディスクや
Ultra160 SCSI
ディスクほど高性能ではありません。
Ultra ATA
ディスクをお使いになる場合は、以下を確認してください。
Â
連続転送速度が
8MB
/秒以上であること
Â
平均シークタイムが
9
ミリ秒未満であること
Â
回転速度が最低でも
5400rpm
であること。
7200rpm
を推奨します。
パラレル(
Ultra
)
ATA
ディスク
多くの編集者が、パラレル
ATA
(
PATA
)ディスク(Ultra DMA、Ultra EIDE、および
ATA-33/66/100/133 とも呼ばれます)を
DV
機器に使用しています。パラレル
ATA
ディスク
は、
コンピュータに内蔵ディスクとして取り付けます。読み込まれる
DV
素材のデータレートは約
3.6MB
/秒に固定されているため、高性能のパラレル
ATA
ディスクでは、通常、これらのスト
リームを問題なく取り込み/出力できます。
ATA
の後ろの番号は、その
ATA
インターフェイス
(ドライブ自体ではありません)の最大データ転送レートです。たとえば、
ATA-100
インターフェ
イスは理論的には
100MB
/秒の転送能力があります。しかし、ほとんどのディスクドライブは、
最大値に達するほどの速度で回転しません。
パラレル
ATA
ディスクは
40
ピンまたは
80
ピンの幅広のリボンケーブルを使って複数のデータ
ビットを同時に(パラレルで)転送します。ケーブルの長さは
18
インチまでに限定され、
5
ボ
ルトの電力が必要です。コンピュータによって、マザーボードに
1
つまたは複数のパラレル
ATA
(または
IDE
)コントローラチップがあります。パラレル
ATA
チャンネルごとにチャンネルを
2
つサポートするので、
2
台のディスクドライブが接続できます。ただし、
2
台のディスクドライ
ブを接続するとデータ帯域が分割されるので、データレートが減少する可能性があります。
214
Part III
編集システムを設定する
シリアル
ATA
ディスク
シリアル
ATA
(
SATA
)はパラレル
ATA
ディスクドライブより新しいテクノロジーです。ディス
クドライブのメカニズムは似ていますが、インターフェイスに大きな違いがあります。シリアル
ATA
インターフェイスには以下の特徴があります:
Â
シリアルデータ転送(
1
度に
1
ビット)
Â
理論値
150MB
/秒の最大データスループット
Â
7
ピンデータ接続、ケーブル長は
1
メートルまで
Â
250mV
で動作
Â
マザーボードの
ATA
コントローラチップに接続できるディスクドライブは
1
台のみなので、
データ帯域を分割する必要なし
FireWire