Final Cut Pro 6 - フレームオフセットを指定してビデオレイテンシーを補正する

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フレームオフセットを指定してビデオレイテンシーを補正する

外部モニタリングに使用する信号フォーマットにかかわらず、すべてのデジタルビデオおよび

オーディオのインターフェイス(

FireWire

を含む)には、コンピュータの外部に信号を送る処理

に固有の遅れ(レイテンシー)があります。内蔵の

FireWire

ポートや他社製のインターフェイ

スから送られる外部ビデオとオーディオが、コンピュータのディスプレイに(「ビューア」や

「キャンバス」で)表示されるビデオよりも数フレーム遅れることがあります。さまざまなデバ

イス間でレイテンシー、つまりオフセットがあると、精密な編集が難しくなることがあります。

Final

Cut

Pro

」のフレームオフセット値を変更すると、コンピュータディスプレイと外部ビデ

オ出 力およ びオー ディオ 出力の レイテ ンシー を補正 できま す。フ レーム オフ セット は、

Final

Cut

Pro

」によってシーケンスのリアルタイムエフェクトが処理されるときにのみアク

ティブになります。

「システム設定」ウインドウの「エフェクト処理」タブの設定については、

Volume

3

の第

28

章「

RT Extreme

を使う」を参照してください。

コンピュータのディスプレイと外部のビデオ出力やオーディオ出力とのフレームオフセットを

設定するには:

1

Final

Cut

Pro

」メニューから「システム設定」を選択します。

2

「再生コントロール」タブをクリックします。

3

「フレームオフセット」数値フィールドにフレーム数を入力します。

フレームオフセットには

0

から

30

までの任意の整数を設定できます。デフォルト値は

4

です。

たとえば、

DV

ビデオカメラに接続されたビデオモニタに、コンピュータのディスプレイから

4

フレーム遅れでプログラムが表示される場合は、フレームオフセットを

4

に設定すると両者の同

期が取れます。

参考:外部モニタの設定によっては、外部モニタとコンピュータのディスプレイを同期するフ

レームオフセットの値をいくつか試す必要があります。

4

OK

」をクリックします。

5

「キャンバス」または「ビューア」でビデオを再生し、外部モニタとコンピュータのディスプレ

イ間のビデオオフセットを比較します。

6

コンピュータのディスプレイと外部モニタの同期がそれでも取れない場合は、同期が取れるまで、

さまざまなフレームオフセット値を設定して手順

1

5

を試します。

参考:適切な

Mac

OS

X Core Audio

ドライバを使用している場合は、

Final

Cut

Pro

」が自動的

に他社製のオーディオカードのレイテンシーを補正します。

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外部ビデオでモニタする

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