編集中に外部ビデオモニタを使用する
(
219
ページ)
Â
「
Digital Cinema Desktop Preview
」を使用する
(
226
ページ)
Â
フレームオフセットを指定してビデオレイテンシーを補正する
(
230
ページ)
Â
外部ビデオモニタリングの問題のトラブルシューティング
(
231
ページ)
編集中に外部ビデオモニタを使用する
テレビ放送用にビデオテープに出力している場合は、編集中に、
NTSC
、
PAL
、
HD
のいずれかの
ビデオモニタでビデオをプレビューしてください。コンピュータモニタとビデオモニタでは色が
異なって表現され、コンピュータディスプレイではビデオは常にプログレッシブスキャンで表示
されますが、
NTSC
と
PAL
のビデオではインターレースされます。外部ビデオモニタは、以下の
複数の方法で接続できます:
Â
ビデオカメラ、デッキ、
DV
−アナログコンバータを通して
FireWire
で接続
Â
コンピュータに接続した他社製ビデオインターフェイスから直接接続
コンピュータのビデオインターフェイスや
DV
機器の出力形式は、モニタの入力形式と一致させ
る必要があります。一部の組み合わせは、別の機器を購入しないと不可能な場合があります。た
とえばビデオインターフェイスに
SDI
ビデオ出力しかなく、ビデオモニタに
NTSC
コンポジット
入力しかない場合、この
2
つを直接接続することはできません。この場合は以下を行います。
Â
SDI
ビデオ入力をサポートするモニタを購入します。
Â
SDI
−コンポジットコンバータを購入します。
Â
SDI
入力とコンポジット出力を搭載し、入力信号と出力信号間の変換をサポートする
VTR
を使
用します。
FireWire DV
入力をアナログコンポジット出力に変換する場合は、
DV
デッキでこ
の解決策を使用することが多くなります。
Â
SDI
出力に加えて、コンポジット出力をサポートするビデオインターフェイスを購入して設置
します。
220
Part III
編集システムを設定する
「
Final
Cut
Pro
」を外部ビデオモニタに接続する
リアルタイムのパフォーマンスを最適化するには、ビデオコーデック、イメージのサイズ、フ
レームレートなど、シーケンスやクリップの形式を出力機器の形式に正確に合わせる必要があり
ます。ただし、
「
Final
Cut
Pro
」では、両方のフレームレートが一致している限り、どのような
ビデオ形式でも任意のビデオ出力機器に出力できます(クリップやシーケンスのコーデック、お
よびイメージのサイズが出力機器の形式と一致している必要はありません)。
たとえば、
720p30 HDV
シーケンスを
NTSC DV FireWire
機器経由で外部モニタに表示できます。
出力信号は、
NTSC
ビデオにダウンコンバートされて、レターボックスで表示されます。また、
「
Final
Cut
Pro
」でサポートされている形式であれば、他社製インターフェイスを使って表示す
ることができます。ただし、クリップやシーケンスのフレームレートが使用する出力機器のフ
レームレートと一致している必要があります。
参考:
HDV FireWire
(ネイティブ
MPEG-2
)による出力は、どの形式に対してもサポートされて
いません。