アナログオーディオレベルについて
ほとんどの機器には、以下の
6
種類のアナログオーディオレベルが用意されています:
Â
マイクレベル: ラインレベルより
50 db
∼
60
dB
低いレベルです。
マイクを使用するとレベル
が非常に低くなり、プリアンプで信号をラインレベルまで上げないと、録音や処理に適したレ
ベルになりません。ほとんどのオーディオミキサ、カメラ、および業務用のポータブル録音装
置はプリアンプを内蔵しています。
Â
楽器のレベル: マイクレベルとラインレベルの中間で、およそ−
20
dBV
程度になります。ギ
ターとキーボードは通常、楽器のレベルで出力されます。
Â
ラインレベル(民生用)
: 民生用ラインレベルは−
10
dBV
で出力されます。
Â
ラインレベル(業務用)
: 業務用ラインレベルは
+4
dBu
(または旧式の機器では
dBm
)で出
力されます。
Â
スピーカーレベル: この信号は使用するアンプによって大きく異なりますが、スピーカーへ出
力するために使用するため、ほかのレベルと比較して非常に強い信号です。
Â
ヘッドフォンレベル: この信号はスピーカーレベルと似ていますが、比較的低いレベルになり
ます。この信号は、ステレオヘッドフォンへ出力するためにのみ使われます。