業務用コンポーネントアナログビデオ機器を接続する
現在でも使用されている最も一般的なアナログビデオ形式は、
Betacam SP
です。これは
SD
ビ
デオフォーマットですが、アナログ信号なので、エンコーディングしてデジタルメディアファ
イルをコンピュータのハードディスクに書き込む前に、アナログ信号をデジタル化するアナロ
グデジタル・コンバータがビデオインターフェイスに搭載されている必要があります。デジタ
ル取り込みインターフェイスと違って、アナログ−デジタルインターフェイスでは、デジタル
化するときにルミナンスおよびクロミナンスレベルを調節できる(
「切り出しと取り込み」ウイ
ンドウのコントロールを使用)場合がよくあります。デジタル化する前のアナログ信号のキャ
リブレーションの詳細については、
Volume
3
の第
26
章「ビデオレベルを測定する/設定する」
を参照してください。
アナログ
VTR
をビデオインターフェイスに接続する手順は、基本的にはデジタル
SD
および
HD
機器と同じです。主な違いは、以下の
3
つのアナログビデオコンポーネントのそれぞれに、物
理的な接続が必要なことです。
Y
、
R-Y
、
B-
Y
(国や形式の仕様によっては、YUV または Y
´
C
B
C
R
と呼ばれることもあります)。詳細については、
Volume
4
の付録
A
「ビデオ形式」を参照して
ください。機器を接続するには、
182
ページの「
業務用
SD
ビデオ機器を接続する
」を参照して
ください。
186
Part III
編集システムを設定する