Final Cut Pro 6 - 取り込み先ディスクを指定する

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Part III

編集システムを設定する

2

ディスク、またはハードディスク上のフォルダを取り込み先ディスクとして指定するには：

a

「設定」をクリックします。

b

表示されるダイアログで、目的のディスクを探して選びます。

接続されている外付けのディスクと、取り付けられている内蔵ディスクだけが表示されます。

お使いのハードディスクが表示されない場合は、ハードディスクがコンピュータに正しく接続
されており、初期化され、マウントされていることを確認してください。詳細については、コ

ンピュータ、ハードディスク、またはディスクフォーマットソフトウェアのマニュアルを参照
してください。

c

「選択」をクリックします（このボタンには、選んだディスクの名前が表示されます）

。

「設定」ボタンの隣に、指定したディスクが、 ディスクの空き容量と共に表示されます。

3

個々のファイルにビデオとオーディオを取り込むために、「オーディオとビデオを別のファイル
に取り込む」チェックボックスを選択します。

参考：

DV

メディアを取り込む場合は、通常はこのチェックボックスの選択を解除したままにし

ておくと適切な設定になります。詳細については、

287

ページの「

ビデオとオーディオを別々に

取り込む

」を参照してください。

4

各取り込み先ディスクに格納したいファイルタイプに対応するボックスを選択します：「ビデオ

取り込み」

、

「オーディオ取り込み」、

「ビデオレンダリング」、および「オーディオレンダリング」

があります。

5

「

Final

Cut

Pro

」がバックアップのためにプロジェクトのコピーを自動的に保存するフォルダを

選択するには：

a

「自動保存ボールト」の横の「設定」をクリックします。

b

表示されたダイアログで、使用するディスクを探して移動し、「選択」をクリックします。

6

ファイルの取り込みおよび書き出しで使用する追加の設定を指定します。

Â

取り込み先ディスクの最小空き容量： 値を入力して、取り込み先ディスク上で空き容量として

維持したい最小空き容量を設定します。通常は、デフォルト値で十分です。取り込み先ディス
クの容量が限られている場合は、レンダリングファイル用に確保したい空き容量を設定しま

す。取り込んだクリップにディスク容量のほとんどを使ってしまうと、レンダリング時に容量
不足になる可能性があります。

Â

取り込み／書き出し時のファイルの最大セグメントサイズ： このオプションは、取り込みや書
き出しを行っているクリップをファイルサイズに制限のあるほかのシステムで使用可能にす
る場合だけに選択します。ここで入力された制限値（デフォルトは

2GB

）よりも大きなファイ

ルは、分割ファイルとして書き出されます。一方のファイルの終わりには、次のファイルへの
リファレンスが含まれています（これにより最初のファイルが

1

つの継続したファイルのよう

に見えます）。

Â

“今取り込む”の制限時間： このオプションは、

「今取り込む」コマンドを使用して取り込むメ

ディアファイルの継続時間を制限します。詳細については、

281

ページの「

「今取り込む」処

理の継続時間を制限する

」を参照してください。

取り込み先ディスクを削除するには：

1

「

Final

Cut

Pro

」メニューから「システム設定」を選択し、

「取り込み先ディスク」タブをクリッ

クします。

2

使用しない取り込み先ディスクの横にある「消去」をクリックします。