Final Cut Pro 6 - デバイスコントロールを使用してオーディオデッキからオーディオを取り込む

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い音の割れたクリップになってしまいます。クリッピングしたオーディオはすべて、

0dBFS

ピークとして表示されます。

0dB

ピークの数が多すぎる場合、オーディオが適切なレベルで録

音されていないことを示しています。

オーディオチャンネルがピークに達していると、

Final

Cut

Pro

」は、

「切り出しと取り込み」

ウインドウの「クリップの設定」タブにあるピークインジケータを点灯して警告します。ピー

クインジケータが点灯している場合は、オーディオインターフェイス上の該当するチャンネル

のゲインを下げます。

すでにクリップを取り込んでいて、オーディオにピークが存在する場合は、オーディオをもっ

と適したレベルで再度取り込むか、オーディオを適した状態に編集してピークを回避すること

ができます。

「オーディオのピークをマーク」コマンドを使うと、クリップまたはシーケンス

のオーディオのピークを認識できます。その後、どうするかはユーザ次第です。オーディオの

その部分を使用しないことも、オーディオを再び録音することもできます。

「オーディオのピー

クをマーク」コマンドの詳細については、

Volume

3

の第

3

章「オーディオメーターでレベル

を評価する」を参照してください。

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18

オーディオを取り込む

305

IIIIV

V

V

V

デバイスコントロールを使用して、オーディオだけの装置からオーディオを取り込むには:

1

「ファイル」>「切り出しと取り込み」と選択し(または、コマンドキーを押したまま、

8

キーを

押します)

「取り込み設定」タブをクリックします。

2

「デバイスコントロール」ポップアップメニューから適切なデバイスコントロールのプリセット

を選択します。

通常は、シリアル

RS-422

または

RS-232

デバイスコントロール・プロトコルのいずれかになり

ます。どちらの方式を使用するかについては、オーディオ装置のマニュアルを参照してください。

3

「取り込み/入力」ポップアップメニューから、オーディオだけの取り込みプリセットを選択し

ます。

オーディオだけの取り込みプリセットの作成の詳細については、

Volume

4

の第

25

章「取り込

み設定と取り込みプリセット」を参照してください。

4

コンピュータに接続されたビデオキャプチャインターフェイスにゲンロックされた、デバイスコ

ントロール対応のオーディオデッキからオーディオを取り込む場合は、

「ユーザ環境設定」ウイ

ンドウの「一般」タブで「オーディオの取り込みをビデオソースに同期」を選択する必要があり

ます。

詳細については、

Volume

4

の第

23

章「設定と環境設定を選択する」を参照してください。

5

取り込む素材をオーディオテープ上で探すには、

「切り出しと取り込み」ウインドウのコントロー

ルを使用します。デバイスコントロールに対応したすべてのビデオデッキで行うのと同じ方法

で、クリップを切り出します(または取り込みます)。

6

オーディオテープからの素材を取り込むには、デバイスコントロールに対応したすべてのビデオ

デッキで行うのと同じ方法で、クリップを取り込みます。

詳細については、

271

ページの第

17

章「

素材をディスクに取り込む

」を参照してください。

7

記録を停止したり、デバイスコントロールを使ったバッチ取り込みを中断するには、

Esc

キーを

押します。

取り込んだオーディオクリップは、「ブラウザ」の切り出しビンに配置されます。

適切なデバイスコントロール・

プリセットを選びます。

適切なオーディオ取り込みの

プリセットが選択されている
ことを確認します。

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306

Part IV

切り出し、取り込み、および読み込み