切り出しの準備をする
切り出し段階には、制作段階でどれだけ完璧に仕事をしたかに直面します。どれだけ慎重になっ
ても、適切なラベルが付いていないものがあったり、一部の情報が欠けていたりすることがあり
ます。ポストプロダクションを始める前に時間をかけて、テープの準備を整えてください。
次のリストは、本質的にはプロダクションチェックリストです。しかし、プロダクション中の矛
盾があれば正してから、切り出しと取り込みを行う必要があります。
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一意で明快な名前を使用し、それぞれのテープ(リール)に分かりやすくラベルを付けます。
何らかの理由により、
「
Final
Cut
Pro
」の編集環境から離れて別のシステムで作業することに
なっても、リール名を簡潔にしておくと混乱が減ります。
250
ページの「
リール名を選択す
る
」を参照してください。
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簡潔なクリップ命名規則を使用します。
「
Final
Cut
Pro
」では長いクリップ名を処理できますが、その他のシステムでは、多くの場合、
長いクリップ名を処理できません。
251
ページの「
クリップの名前と切り出し情報を選択する
」
を参照してください。
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テープのオーディオサンプルレートとビット深度を確認します。
必ずサンプルレート設定とビット深度設定を一致させて、素材の切り出しと取り込みを行う必
要があります。