にテープを挿入する
VTR
とビデオカメラ、および「
Final
Cut
Pro
」の間の適切な接続を確認する必要があります。
「切
り出しと取り込み」ウインドウのデバイス状況メッセージが「
VTR OK
」になっている必要があ
ります。詳細については、
204
ページの「
デバイスコントロールの状況メッセージについて理解
する
」を参照してください。
コンピュータに接続している
VTR
に新しいテープを挿入すると、「
Final
Cut
Pro
」は新しいテー
プがデッキに挿入されたことを警告します。テープの名前を確認してからデッキにテープを挿入
し、正しいリール名を入力できるようにしてください。
NTSC
素材を切り出す場合の注意事項
FireWire
を介してコンピュータに接続したビデオカメラまたはデッキに新しい
DV
テープを挿入
した場合、テープのタイムコードがドロップフレームかノンドロップフレームかを判定するため
に「
Final
Cut
Pro
」による再生が始まるまでに数秒かかることがあります。
この遅延を補正するため、
「デバイスコントロール・プリセットエディタ」の「デフォルトタイ
ムコード」ポップアップメニューでは、
「切り出しと取り込み」ウインドウを開いたときに
「
Final
Cut
Pro
」のデフォルトにするタイムコードフォーマットを指定できます。ほとんどの家
庭用
DV
ビデオカメラではドロップフレームタイムコードのみが記録され、 業務用
DV
ビデオカ
メラと
VTR
ではドロップフレームかノンドロップフレーム・タイムコードを記録できます。詳
細については、
Volume
4
の第
26
章「デバイスコントロール設定およびプリセット」を参照し
てください。
参考:フレームレートを
29.97
以外にした状態でシリアルデバイスコントロールか
FireWire
デ
バイスコントロールを使用している場合、デバイスコントロール・プリセットで指定したデフォ
ルトタイムコードフォーマットは無視されます。
「デフォルトタイムコード」ポップアップメニューで指定したタイムコードフォーマットが間
違っていても、「
Final
Cut
Pro
」では、数秒の再生後、タイムコードフォーマットが正しく解釈
されます。詳細については、
Volume
4
の第
26
章「デバイスコントロール設定およびプリセッ
ト」を参照してください。
デフォルトのタイムコード形式が正しくなく、かつ正しいタイムコード形式の判定に十分な時間
を費やさなかった場合、取り込み後の切り出しクリップの継続時間が正しくない可能性がありま
す。デバイスコントロール・プリセットのデフォルトタイムコードフォーマットが、テープのタ
イムコードフォーマットと一致することが絶対に確実でない場合は、安全を期するため、数秒間
テープを再生してから切り出してください。
第
16
章
クリップを切り出す
255
IIIIV
V
V
V