タイムコードウインドウが表示される装置を使用する
Digital Betacam
、
Beta SP
、一部の
DV
デッキなど、業務用の
VTR
には、タイムコードウインド
ウをビデオにスーパーインポーズして表示するオプションが含まれています。より高価な
VTR
に
は、super(superimpose)または monitor というラベルが付いた、タイムコード表示専用の別
の出力があります。より安価なデッキには、ビデオ出力が
1
つのみ、およびタイムコードウイン
ドウのオンとオフを切り替えるスイッチかメニューオプションがあります。
一部の
VTR
は非常に高価であり、オリジナルの場面を見ると、 テープが磨耗したり切れたりす
ることもあるので、
VHS
や
DV
など低価格のフォーマットに場面をコピーしてください。場面を
切り出す場合にはコピーを使用して、テープのクリップごとに、リール名、タイムコードのイン
点とアウト点(
「メディアの開始」と「メディアの終了」
)をメモします。切り出し情報は、必要
な数だけ追加できます。
バッチリストと
Edit Decision List
の違い
EDL
(
Edit Decision List
)では、編集済みシーケンス全体を記述します。「
Final
Cut
Pro
」に
EDL
を読み込むと、
EDL
に記述されたシーケンスが自動的に作成されます。
バッチリストはより単純なリストであり、プロジェクトで使用するクリップのみを記述して、
時系列で並んでおらず、適用されたエフェクトも含まれていません。
「
Final
Cut
Pro
」にバッ
チリストを読み込むと、プロジェクトにはバッチリスト内の各エントリーについて
1
つのク
リップからなる、一連のオフラインクリップが含められます。その後で、メディアを使うため
にクリップを取り込み直したり、リンクし直したりする必要があります。
第
19
章
バッチリストを使って作業する
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