バッチリストの作成時に従うルール
バッチリストは、どのような表計算プログラムやワードプロセッサでも作成できます。表計算プ
ログラムは常にデータの行と列を入力するように設定されているため、バッチリストを作成する
のに最も簡単なプログラムです。ただし、リスト内のエントリーを区切るのにスペースでなくタ
ブを使えば、「テキストエディット」のような非常に単純なプログラムでも作成できます。
リストの列が「
Final
Cut
Pro
」で認識できる正しい形式になっていれば、ほかのアプリケーショ
ンで生成されたバッチリストを読み込むことは簡単です。以下の規則に従ってください。
Â
表計算シートやワープロ書類の最初の行には、
「ブラウザ」で表示される列タイトルとまった
く同じフィールドヘッダが含まれている必要があります。
Â
「ブラウザ」の列をすべて含める必要はありませんが、
「名前」、
「メディアの開始」、
「メディア
の終了」、
「リール」列見出しは必ず含めてください。
参考:
「
Final
Cut
Pro 1.2.5
」以前に対して作成されたバッチ取り込みリストの場合には、以前
は「メディアの開始」と「メディアの終了」に相当するものがそれぞれ「イン点」
「アウト点」
と呼ばれていたことに注意してください。そのようなリストを使用している場合は、列タイト
ルの「イン点」と「アウト点」を「メディアの開始」と「メディアの終了」に変更します。そ
うしないと、クリップは正確に動作しません。
Â
バッチリストから読み込むクリップをドロップフレームタイムコードの形式にする場合は、
01:20:00;15
のように、最後の
2
桁の前がセミコロンになっていることを確認します。
Â
それぞれのエントリーはタブで区切る必要があります。
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Part IV
切り出し、取り込み、および読み込み
バッチリストのテンプレートとして「
Final
Cut
Pro
」から書き出したファイル
を使用する