切り出しと取り込みとは
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235
ページ)
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「
Final
Cut
Pro
」での場面の切り出しと取り込みの方法
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236
ページ)
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「切り出しと取り込み」ウインドウについて学ぶ
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239
ページ)
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切り出しと取り込みの準備が整っているか確認する
(
245
ページ)
切り出しと取り込みとは
「
Final
Cut
Pro
」では、切り出しと取り込みは
2
つの異なる、しかし関連する作業です。ムービー
の撮影が完了すると、編集者は未処理の場面を比較的長いテープやリールに巻かれた状態で受け
取ります。切り出し処理では、編集者は各テープを再生し、編集用にハードディスクに取り込む
部分を見極めます。各部分を見極めるには、タイムコードのイン点とアウト点を使用します。
テープの切り出しは、すべてのムービー制作において重要な作業です。切り出しによってクリッ
プを作成した後で、クリップによって定義されたテープの領域をディスク上のメディアファイル
に取り込みます。プロジェクト内のクリップは、ハードディスク上に取り込まれたメディアファ
イルを意味しますが、実際のメディアファイルではありません。
参考:ビデオカメラの記録メディア形式としてはビデオテープが依然として優勢ですが、光学式
ディスク、フラッシュメモリ、およびハードディスクのようなノンリニアメディアも徐々に一般
的になっています。フィルムを使用していても、たいていの場合、フィルムは最初にビデオテー
プや前述のその他のメディアに転送されます。このユーザーズマニュアルでは便宜上、通常の取
得メディアをビデオテープとしています。
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Part IV
切り出し、取り込み、および読み込み
「
Final
Cut
Pro