「タイムコードの途切れで」ポップアップメニューの「新規クリップを作
成」オプションを選択している場合、
「
Final
Cut
Pro
」では
2
つのクリップが作成されます。
2
番目のクリップの「メディアの開始」タイムコードは、
「ユーザ環境設定」ウインドウの「編集」
タブで指定されているプリロール時間が経過した直後に始まります。これにより、タイムコード
の途切れが回避された後、クリップを再度取り込むための
VTR
のプリロールに必要な時間を確
保できます。
第
17
章
素材をディスクに取り込む
291
IIIIV
V
V
V
Â
取り込みを中止: このオプションを選択すると、
「
Final
Cut
Pro
」は、途切れの検出直後に取
り込みを中止します。タイムコードの途切れの前に取り込まれたすべてのメディアは、タイム
コードとフレームが正確に一致したまま保持されます。その結果としてのメディアファイルは
保存され、そのメディアファイルを表すクリップが「ブラウザ」に配置されます。
Â
取り込み後に警告: このオプションを選択すると、取り込み後にタイムコードの途切れが報告
されて、メディアファイルはタイムコードが途切れた状態で保持されます。タイムコードが途
切れると、そこから先のタイムコードが不正になってメディアを正確に再取り込みできなくな
るおそれがあるため、ほかに選択肢がない場合以外、このようなクリップを使うことはお勧め
できません。