Final Cut Pro 6 - デュアルシステムのビデオおよびオーディオで作業する

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デュアルシステムのビデオおよびオーディオで作業する

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ページ)

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同期点を使って結合したクリップを作成する

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結合したクリップの継続時間

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結合したクリップを「タイムライン」から作成する

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結合したクリップの同期を変更する

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デュアルシステムのビデオおよびオーディオで作業する

多くのムービー制作では、画像と音声を別々に記録してから、ポストプロダクションでそれらを

同期します。この方法ではポストプロダクションと編集作業が複雑になりますが、全体を通して

画像と音声を別々に制御することができます。映画撮影技師は画像の取り込みに集中することが

できる一方で、作品の音声録音技術者とマイクのオペレータは独自に、最高の音声を取り込むた

めの作業を行うことができます。タイムコードやエッジコード番号のほかに、スレートを閉じる

ときの画像とカチンという音も、ポストプロダクションで画像と音声の同期に使用します。

デュアルシステムによる録画は、以下のような制作現場で使用されます:

Â

一般に

DAT

レコーダーを使用する、

オーディオとビデオを別々に記録する高予算のビデオ制作。

Â

映画撮影。ほとんどのシネカメラは画像を録画するだけであり、オーディオ録音は一般に

DAT

レコーダー、

Nagra

レコーダー、またはハードディスクレコーダーを使って別途行われます。

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Part I

素材を整理する/編集を準備する

Final

Cut

Pro

」では結合したクリップを作成できるので、デュアルシステムで作成したビデオと

オーディオを同期して同時に作業することができます。ほとんどのクリップはディスク上の単一

のメディアファイルを参照し、各クリップ項目はその単一のメディアファイル内のトラックの

1

つを参照します。結合したクリップでは、各クリップ項目はディスク上の複数のメディアファイ

ルを参照できます。たとえば、結合したクリップは

QuickTime

メディアファイルのビデオトラッ

クと、

1

つまたは複数の別々のオーディオファイルのオーディオトラックを同時に参照します。結

合できるのは、ビデオクリップ

1

つと最大

24

個までのオーディオクリップ項目です。

2

つ以上のクリップから結合したクリップを作成すると、それは基になったクリップとの間に関

連を持たない、新しいマスタークリップとなります。マスタークリップと関連クリップの関係の

詳細については、

Volume

4

の第

4

章「マスタークリップと関連クリップを操作する」を参照し

てください。

同期点を使って結合したクリップを作成する

クリップを実際に結合する前に、それらの間に同期点を見つける必要があります。その方法はい

くつかあり、場面をどのように撮影したかに応じて使い分けます:

Â

ビデオクリップとオーディオクリップのタイムコードが同じでなく、すべてのショットの最初

のカチンコで合わせる場合、イン点を使って、結合しようとするすべてのクリップのタイミン

グをそろえます。

Â

ビデオクリップとオーディオクリップのタイムコードが同じでなく、1 つまたは複数のショッ

トの最後のカチンコで合わせる場合、アウト点を使って結合しようとするすべてのクリップの

タイミングをそろえます。

Â

撮影に使用したビデオレコーダーとオーディオレコーダーのタイムコードが同期された場合、

ビデオクリップとオーディオクリップ両方のタイムコードを使用して同期することができ

ます。