Final Cut Pro 6 - サブフレーム単位のオーディオとビデオの同期

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フレームの解像度でオーディオクリップを表示する

「ビューア」でオーディオクリップを編集しているときは、再生ヘッドの幅が波形上で

1

ビデ

オフレームに相当するレベルまでズームインすることができます。この

1

フレーム表示と

Final

Cut

Pro

」のサブフレームスクラブ機能を組み合わせて使用し、音楽クリップどうしの

リズムを合わせたり、サブフレームのキーフレームを設定して、選択したオーディオ編集点の

ノイズを除去したりすることができます。スクラブ中にモニタスピーカーから音が聞こえない

場合は、音量を上げる必要があるかもしれません。また、オーディオがオフになっていること

も考えられます(

297

ページの「

オーディオのスクラブ音をオフにする

」を参照)

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17

オーディオ編集の基本

309

IIIIIIII

オーディオクリップ項目をサブフレーム単位でスリップさせるには:

1

ビデオ項目とオーディオ項目の両方が含まれたクリップを「ビューア」で開き、オーディオタブ

をクリックします。

2

クリップのイン点かアウト点に再生ヘッドを移動し、コマンドキーを押したまま^(キャレット)

キーを押してオーディオ波形を最大限にズームインします。

3

Shift

キーを押し、再生ヘッドを

1

フレーム未満の単位で最適な同期点に移動します。

4

「イン点をマーク」ボタンまたは「アウト点をマーク」ボタンをクリックします。

Final

Cut

Pro

」は、再生ヘッドのサブフレームの位置から前のフレームの境界までの距離にわ

たってクリップのオーディオ項目をスリップさせます。

最大倍率では、「ビューア」

上の太い再生ヘッドが

1

ビデオフレームに

相当します。

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Part II

ラフ編集