フレームの解像度でオーディオクリップを表示する
「ビューア」でオーディオクリップを編集しているときは、再生ヘッドの幅が波形上で
1
ビデ
オフレームに相当するレベルまでズームインすることができます。この
1
フレーム表示と
「
Final
Cut
Pro
」のサブフレームスクラブ機能を組み合わせて使用し、音楽クリップどうしの
リズムを合わせたり、サブフレームのキーフレームを設定して、選択したオーディオ編集点の
ノイズを除去したりすることができます。スクラブ中にモニタスピーカーから音が聞こえない
場合は、音量を上げる必要があるかもしれません。また、オーディオがオフになっていること
も考えられます(
297
ページの「
オーディオのスクラブ音をオフにする
」を参照)
。
第
17
章
オーディオ編集の基本
309
IIIIIIII
オーディオクリップ項目をサブフレーム単位でスリップさせるには:
1
ビデオ項目とオーディオ項目の両方が含まれたクリップを「ビューア」で開き、オーディオタブ
をクリックします。
2
クリップのイン点かアウト点に再生ヘッドを移動し、コマンドキーを押したまま^(キャレット)
キーを押してオーディオ波形を最大限にズームインします。
3
Shift
キーを押し、再生ヘッドを
1
フレーム未満の単位で最適な同期点に移動します。
4
「イン点をマーク」ボタンまたは「アウト点をマーク」ボタンをクリックします。
「
Final
Cut
Pro
」は、再生ヘッドのサブフレームの位置から前のフレームの境界までの距離にわ
たってクリップのオーディオ項目をスリップさせます。
最大倍率では、「ビューア」
上の太い再生ヘッドが
1
ビデオフレームに
相当します。
310
Part II
ラフ編集