キーを使って細部を聞く
「ビューア」にオーディオクリップが表示されているときに再生ヘッドをドラッグ(クリップを
スクラブ)すると、再生音が断片化して聞こえます。
「ビューア」の波形の上にあるルーラ、ま
たは波形表示部で再生ヘッドをドラッグして、クリップをスクラブすることができます。この操
作はクリップ内をすばやく移動するときには非常に便利ですが、細かいオーディオ編集ではあま
り役に立ちません。
オーディオクリップの中をさまざまな速度で移動するときに音がはっきり聞こえるようにする
には、
J
キー、
K
キー、
L
キーを使って「ビューア」でクリップを再生します。高速再生を行っ
ているかのように見せかけるためにサンプルをスキップするので、オーディオが途切れ途切れに
なってしまうスクラバー・バー上の再生と異なり、
J
キー、
K
キー、
L
キーを使った高速再生で
は、オーディオの再生音のピッチが実際に変化するので、通常の再生速度より速い速度でも遅い
速度でも、オーディオの細部を確認することができます。
J
キー、
K
キー、
L
キーを使ったスクラブの詳細については、
Volume
1
の第
8
章「ビューアおよ
びキャンバスでタイムコードを移動する/使用する」を参照してください。