Final Cut Pro 6 - 波形表示を使ってオーディオを編集する

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波形表示を使ってオーディオを編集する

Final

Cut

Pro

」で作業を行うときに波形表示を利用すると、トラックのレベルの変化によって

セリフの先頭や切れ目、音楽の拍子などを一目で確認したり、オーディオのさまざまな部分を移

動しながら確認したりするときに非常に便利です。

波形は、「ビューア」のオーディオタブに表示されます。

オーディオ項目の
ステレオペアの波形

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288

Part II

ラフ編集

波形は「タイムライン」でも表示できますが、そのときは波形を明示的にオンにする必要があり

ます(

301

ページの「

「タイムライン」に波形を表示する

」を参照)。

波形表示を、再生中に聞こえるオーディオトラックの再生音よりも優先させてはいけません。編

集上の意思決定を下すときは、波形表示部より自分の耳の方が頼りになります。

たとえば、波形の特定のフレームがドラムのビートやセリフの頭へのカット点として最適なよう

に見えても、それを確認するには、クリップを再生して、音を注意深く聞くしかありません。設

定する編集点がわずか数フレーム早すぎても遅すぎても、結果は大きく異なりますが、細部を見

るために波形表示のズームインとズームアウトを繰り返すのは時間がかかります。

J

キー、

K

キー、

L

キーを使って再生ヘッドを移動し、選択した編集点に対して新しいアウト点

とイン点を設定します。イン点とアウト点を設定すれば、

「イン点からアウト点まで再生」

Shift

]

キー)および「アウト点まで再生」コマンドを使用して、編集をプレビューできます。この

方法で、望みのオーディオ編集点が見つかるまで、一度に

1

フレームまたは

2

フレームずつトリ

ムし、新しい編集点を設定する操作を繰り返します。

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17

オーディオ編集の基本

289

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