スプリット編集について学ぶ
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231
ページ)
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「ビューア」と「キャンバス」でのスプリット編集の表示
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232
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「ビューア」内でスプリット編集点を設定する
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233
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クリップを再生しながらスプリット編集点を設定する
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234
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スプリット編集を変更する/消去する
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235
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スプリット編集の例
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スプリット編集について学ぶ
「
Final
Cut
Pro
」では、ビデオとオーディオそれぞれにイン点とアウト点を個別に設定できます。
この編集をスプリット編集と呼びます。スプリット編集は、
2
人の俳優が登場するビデオとオー
ディオが重なり合う会話のシーンなどに役立ちます。また、スプリット編集を使ってビデオの
カットが始まる前から新しいシーンのサウンドを流し始めることもできます。
たとえば、男性と女性が会話しているシーケンスを編集するとします。このような会話のシーン
では、
1
人の登場人物のセリフのオーディオが続いている間に、もう
1
人が話を聞いているビデ
オにカットすることがよくあります。スプリット編集を使うとこの効果が得られます。効果を得
るには以下の手順に従います:
Â
話している男性のビデオとオーディオにカットします。
Â
男性が話している最中に、話のオーディオを継続しつつ、話している男性のビデオから聞いて
いる女性のビデオに切り替えます。
Â
男性が話し終えたら、代わって話し始めた女性のオーディオにカットします。
232
Part II
ラフ編集
この結果として得られる編集は次のようになります:
スプリット編集は、たとえば前述の会話のシーン、インタビューの最中に説明資料の
B
ロールに
カットする場合、あるシーンから別のシーンに移行する場合など、さまざまな状況で使用でき
ます。