Final Cut Pro 6 - ギャップを見つける／閉じる

第

12

章

タイムラインでクリップを配置する

203

IIIIIIII

ギャップには

2

つの種類があります。

Â

トラックのギャップ：

1

つのトラック上の

2

つのクリップの間に空白のスペースがある状態を

指します。

Â

ギャップ： シーケンスのすべてのトラックにギャップが発生している状態を指します。

シーケンスのギャップを見つけるには：

1

先頭からギャップを見つけるには、再生ヘッドをシーケンスの先頭に移動します。それ以外に、

再生ヘッドの右側または左側にあるギャップを探すこともできます。

2

以下のいずれかの操作を行います：

Â

「マーク」＞「次の」と選択し、サブメニューから「ギャップ」を選びます（または、

Shift

キー

を押したまま

G

キーを押します）。

Â

「マーク」＞「前の」と選択し、サブメニューから「ギャップ」を選びます（または、

Option

キーを押したまま

G

キーを押します）

。

再生ヘッドの右側または左側で最初に見つかったギャップの先頭に再生ヘッドが移動します。

シーケンス上のトラックのギャップを見つけるには：

1

検索するトラックを決めて、そのトラックを保存先トラックにします。

2

以下のいずれかの操作を行います：

Â

「マーク」＞「次の」と選択し、サブメニューから「トラックのギャップ」を選びます。

Â

「マーク」＞「前の」と選択し、サブメニューから「トラックのギャップ」を選びます。

最初に見つかったトラックのギャップの先頭に再生ヘッドが移動します。

ギャップを閉じるには、以下のいずれかの操作を行います：

m

再生ヘッドをギャップ上の任意の位置に置き、

「シーケンス」＞「ギャップを閉じる」と選択し

ます（または、

Control

キーを押したまま

G

キーを押します）。

m

Control

キーを押したままギャップ上の任意の部分をクリックし、ショートカットメニューから

「ギャップを閉じる」を選びます。

m

ギャップをクリックして選択し、

Delete

キーを押します。

ギャップの右にあるすべてのクリップが左に移動し、ギャップが閉じます。

トラックのギャップ

ギャップ

204

Part II

ラフ編集

ギャップの右側にあるすべてのクリップが左側にシフトするので、別のトラック上のクリップが

このギャップにオーバーラップしている場合は、このコマンドを使用することはできません。

（オーバーラップしているクリップとシーケンスの残りの部分との関係が変更されてしまうため

です。または、これがビデオクリップの下にあるオーディオクリップの場合は、オーディオとビ

デオの同期が変更されてしまいます。）

シーケンスの残りの部分とオーバーラップしているクリップの同期関係が変わってもかまわな

い場合は、オーバーラップしているクリップのあるトラックをロックし、上記のいずれかのコマ

ンドを使ってトラックのギャップを閉じることができます。

シーケンスの別のトラックに影響を与えずにトラックギャップを閉じるには：

1

閉じようとしているギャップとオーバーラップしているクリップのあるトラックの、トラックの

ロックコントロールをクリックします。

2

以下のいずれかの操作によってギャップを閉じます：

Â

再生ヘッドをギャップ上の任意の位置に置き、「シーケンス」＞「ギャップを閉じる」と選択

します（または、

Control

キーを押したまま

G

キーを押します）

。

Â

Control

キーを押したままギャップ上の任意の部分をクリックし、ショートカットメニューか

ら「ギャップを閉じる」を選びます。

Â

ギャップをクリックして選択し、

Delete

キーを押します。

「順方向のトラックを選択」ツールを使ってトラックのギャップを閉じるには：

1

スナップがオンになっていることを確認します。

詳細については、

189

ページの「

「タイムライン」の点にスナップさせる

」を参照してください。

2

「ツールパレット」で「順方向のトラックを選択」ツールを選択します。

3

トラックのギャップの右隣のクリップをクリックします。

右にあるすべてのクリップが選択されます。

4

移動したクリップが左隣のクリップにくっついてギャップが閉じるまで、クリップを左にドラッ

グします。

第

12

章

タイムラインでクリップを配置する

205

IIIIIIII

「タイムライン」でトラックギャップの継続時間を調べるには：

1

Option

キーを押したまま、ギャップが含まれているトラックの自動選択コントロールをクリッ

クします。

2

再生ヘッドをギャップの上に置きます。

3

以下のいずれかの操作を行います：

Â

「マーク」＞「クリップをマーク」と選択します。

Â

「キャンバス」で「クリップをマーク」ボタンをクリックします。

Â

X

キーを押します。

「キャンバス」の継続時間フィールドに、トラックのギャップの継続時間が表示されます。

V1

のトラックのギャップに基づいて

設定されたイン点とアウト点

有効になっている

自動選択コントロール