「タイムライン」の点にスナップさせる
(
189
ページ)
Â
「タイムライン」内で項目を移動する
(
190
ページ)
Â
「タイムライン」でクリップをコピーする/ペーストする
(
196
ページ)
Â
シーケンスからクリップを削除する
(
200
ページ)
Â
ギャップを見つける/閉じる
(
202
ページ)
Â
「タイムライン」でクリップに色を指定する
(
206
ページ)
参考:
「タイムライン」での移動とズームの詳細については、
Volume
1
の第
9
章「タイムライ
ンの基本」を参照してください。トラックの追加と削除など、
「タイムライン」での作業の詳細
については、
119
ページの第
8
章「
タイムラインでトラックを操作する
」を参照してください。
「タイムライン」の点にスナップさせる
「タイムライン」は、シーンごと、ショットごとにクリップ項目を配置する場所です。スナップ
機能は、ギャップを生じさせることなく多数のクリップを配置するのに役立ちます。内容を配置
するには、シーケンス内で移動、コピー、カット、ペースト、および削除する方法を知っておく
必要があります。
スナップによって、ビデオクリップ項目とオーディオクリップ項目を
2
つのトラックに並べた
り、再生ヘッドを特定のマーカーにそろえるといった操作を簡単にすばやく行うことができま
す。スナップがオンの場合、再生ヘッドや選択したクリップなど「タイムライン」内で移動する
項目が、
「タイムライン」内の特定の位置に直接ジャンプ、つまり「スナップ」して表示されます。
190
Part II
ラフ編集
次のようなさまざまな要素によって、「タイムライン」内でスナップが発生します:
Â
クリップの境界
Â
再生ヘッド
Â
マーカー
Â
キーフレーム
Â
イン点とアウト点
「タイムライン」内で再生ヘッドや選択したクリップ項目をドラッグすると、上記の要素に近づ
いたときに、その要素に「スナップ」されます。
スナップはきわめて便利な機能ですが、一連のマーカーやクリップ境界が続く中で、いずれかの
位置にスナップせずに、数フレーム分だけクリップを移動したいときには、かえってじゃまにな
ります。幸い、スナップは、クリップをドラッグしている最中であっても、いつでもオンとオフ
を簡単に切り替えることができます。
スナップのオン、オフを切り替えるには、以下のいずれかの操作を行います:
m
N
キーを押します(シーケンスが再生中であってもこの操作を行うことができます)。
m
「表示」>「スナップ」と選択します
(チェックマークはスナップがオンであることを表します)。
m
「タイムライン」で「スナップ」ボタンをクリックします。
「タイムライン」のボタンバーに「スナップ」ボタンがない場合は、ボタンを追加することがで
きます。ボタンバーのカスタマイズの詳細については、
Volume
1
の第
10
章「インターフェイ
スをカスタマイズする」を参照してください。
スナップは、
「ビューア」と「キャンバス」の再生ヘッドだけでなく、
「リップル」ツールや「ロー
ル」ツールといった「
Final
Cut
Pro
」の多くの編集ツール機能にも影響します。