シーケンスをネストする場合
シーケンスのネストはさまざまな状況で役立ちます:
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複数のシーケンスがあるムービーを編集できます。たとえば、各シーンに対応するシーケンス
を作成することが可能です。その後、すべてのシーケンスを順番にマスターシーケンスに配置
して、テープに出力するか、
QuickTime
ムービーに書き出します。
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ネストしたシーケンスを使用して、エフェクトを扱うときのレンダリング量を減らすこともで
きます。プログラムの中で、エフェクトが集中しているオーディオやビデオのセクションをす
べて別のシーケンスにまとめて、レンダリングできます。次に、このシーケンスをメインのプ
ログラムシーケンスにネストすると、内部のクリップをすべてレンダリングしなくても、ネス
トしたシーケンスのイン点とアウト点を変更できます。
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シーケンスをネストするもう
1
つの目的は、プロジェクトで使用するエフェクトのレンダリン
グ順序を制御することです。これは、モーショングラフィックスを扱う作業で役立ちます。ネ
ストしたシーケンス内のクリップにフィルタを適用してから、追加のエフェクトをネストした
シーケンス自体に適用することができます。
第
23
章
シーケンス間での組み込み
417
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