Final Cut Pro 6 - ネストしたシーケンスの利点と不利な点

background image

ネストしたシーケンスの利点と不利な点

ネストしたシーケンスをプロジェクトで使用する前に、ネストしたシーケンスを使用する作業の

利点と不利な点について理解しておくことが重要です。

利点

Â

ネストすることによって、クリップのシーケンス全体を何度でも繰り返し使用することが可能

になります。ネストしたシーケンスを変更すると、変更は繰り返し使用されているすべての部

分に反映されます。

不利な点

Â

シーケンスを複数の階層にネストすると、必要な処理量が増えるので表示に時間がかかります。

Â

EDL

を書き出す場合、ネストしたシーケンスによりタイムコード番号とリール名が分かりづら

くなる可能性があります。

Â

OMF

ファイルを書き出す場合、ネストしたシーケンスは一緒にミックスされ、

1

つのオーディ

オメディアファイルとして書き出されます。

Â

ネストしたシーケンスにより、メディアの管理が複雑になります。

シーケンスをネストしたくない場合も、あるシーケンスの内容を別のシーケンスに組み込むこと

ができます。詳細については、

422

ページの「

1

つのシーケンスの内容を別のシーケンスにネス

トしないで組み込む

」を参照してください。