「タイムライン」でクリップをスライドさせる
スライド編集を実行することにより、
「タイムライン」の
2
つのクリップの間にあるクリップを
ギャップを空けずに移動することができます。クリップの内容と継続時間は維持され、「タイム
ライン」内での位置のみが変わります。クリップをスライドさせると、横にあるクリップが長く
なったり短くなったりして、通常生じるギャップを埋めます。これら
3
つのクリップを合わせた
継続時間は変わらないため、シーケンスの継続時間も変わらないままです。
次の例では、クリップ
B
が左にスライドしています。 スライド編集ではクリップ
A
のアウト点
とクリップ
C
のイン点が変わりますが、クリップ
B
のイン点とアウト点は変わらないままです。
クリップ
B
の継続時間は変わらず、シーケンス全体の長さも変わりません。
参考:クリップを他の
2
つのクリップ間でスライドさせるには、前後のクリップにのりしろ(ク
リップのイン点とアウト点を越える余分なメディア)が必要です。
A
B
C
A
B
C
編集前
編集後
第
18
章
スリップ、スライド、リップル、およびロール編集を実行する
319
IIIIIIIIIIII
スライド編集を行うには、
「スライド」ツールでクリップをドラッグします。正確に調整する場
合は、タイムコードを使用します。
クリップは「選択」ツールを使用して移動することもできますが、この方法の場合クリップ間に
ギャップが残ってしまいます。
「スライド」ツールでは、最初または最後のクリップをスライド
させる場合を除いて、ギャップが生じることはありません。