Final Cut Pro 6 - 「タイムライン」でクリップをスライドさせる

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「タイムライン」でクリップをスライドさせる

スライド編集を実行することにより、

「タイムライン」の

2

つのクリップの間にあるクリップを

ギャップを空けずに移動することができます。クリップの内容と継続時間は維持され、「タイム

ライン」内での位置のみが変わります。クリップをスライドさせると、横にあるクリップが長く

なったり短くなったりして、通常生じるギャップを埋めます。これら

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つのクリップを合わせた

継続時間は変わらないため、シーケンスの継続時間も変わらないままです。

次の例では、クリップ

B

が左にスライドしています。 スライド編集ではクリップ

A

のアウト点

とクリップ

C

のイン点が変わりますが、クリップ

B

のイン点とアウト点は変わらないままです。

クリップ

B

の継続時間は変わらず、シーケンス全体の長さも変わりません。

参考:クリップを他の

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つのクリップ間でスライドさせるには、前後のクリップにのりしろ(ク

リップのイン点とアウト点を越える余分なメディア)が必要です。

A

B

C

A

B

C

編集前

編集後

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スリップ、スライド、リップル、およびロール編集を実行する

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IIIIIIIIIIII

スライド編集を行うには、

「スライド」ツールでクリップをドラッグします。正確に調整する場

合は、タイムコードを使用します。

クリップは「選択」ツールを使用して移動することもできますが、この方法の場合クリップ間に

ギャップが残ってしまいます。

「スライド」ツールでは、最初または最後のクリップをスライド

させる場合を除いて、ギャップが生じることはありません。