Final Cut Pro 6 - 「タイムライン」でクリップをスリップさせる

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「タイムライン」でクリップをスリップさせる

スリップ編集を実行しても、

「タイムライン」でのクリップの位置や継続時間は変わりませんが、

「タイムライン」に表示されるクリップの部分が変わります。

「スリップ」ツールを使って、ク

リップのイン点とアウト点を同時に移動できます。

「タイムライン」でクリップを調整して、編集点をシーケンス上の音楽ビートやその他の固定同

期点と合わせるときに、クリップを適切な位置に保持したい場合があります。このような場合、

クリップの継続時間を変更できないため、クリップを調整する余地がほとんどありません。また、

シーケンス上の音楽ビートやその他の固定同期点と合わなくなるため、クリップを「タイムライ

ン」上の他の場所に移動させることもできません。このため、できることは、クリップの継続時

間を固定したまま、クリップのイン点とアウト点を同時に移動させることだけです。

クリップのシーケンスに表示される部分は変わりますが、シーケンス上での位置は同じままで

す。周囲のクリップも、シーケンス全体の継続時間も変わりません。

上の例で、スリップ編集によりクリップ

B

のイン点とアウト点は変わりますが、継続時間やシー

ケンス上での位置は変わりません。シーケンスを再生すると、クリップ

B

のメディアの別の部分

が表示されます。

「スリップ」ツールを

使って、項目をスリップ

させます。

A

B

C

A

B

C

編集前

00:00:10:00

00:00:30:00

00:00:17:00

00:00:37:00

編集後

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Part III

編集を微調整する

参考:クリップをスリップさせるには、両側にのりしろが必要です。つまり、クリップのヘッド

とテールの両方で、追加のメディアを使用できる必要があります。クリップのスリップがうまく

いかない場合は、クリップの両側にのりしろがあることを確認してください。

スリップ編集は「スリップ」ツールを使用してドラッグすることで編集できます。正確にスリッ

プさせる場合はタイムコードを使用します。