Final Cut Pro 6 - 「タイムライン」上でリップル編集を実行する

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「タイムライン」上でリップル編集を実行する

「リップル」ツールを使って「タイムライン」上でクリップの継続時間を調整する場合、必ず

Final

Cut

Pro

」が新しいクリップのアウト点をプレビューする位置に注意してください。クリッ

プのイン点を調整する場合でも、クリップのアウト点の位置には常に注意が必要です。

重要:

「タイムライン」上で「リップル」ツールを使ってクリップのイン点を調整するときに、ク

リップのイン点が「タイムライン」上を移動し、クリップの継続時間がイン点とアウト点の両方

から変わるように見えますが、

実際はそうではありません。

「タイムライン」上のクリップのイン

点の位置は、リップル編集後に変わることはありません。「

Final

Cut

Pro

」は実際には、次の

2

つのことを同時に表示しています:

Â

クリップがトリムされる継続時間

Â

リップル編集の実行によって生じる新しいアウト点

クリップのアウト点を

トリムする量

リップル編集前のクリップ

C

D

の位置

編集前

クリップ

C

D

は、「タイムライン」上で

前寄りの位置になります。

クリップ

B

の継続時間は

短くなっています。

編集後

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328

Part III

編集を微調整する

「タイムライン」でリップル編集を実行するには:

1

「ツール」パレットから「リップル」ツールを選択します(または

R

キーを

2

回押します)

2

クリップ項目の境界近くをクリックして、クリップ項目のイン点またはアウト点を選択します。

「リップル」ツールの方向が変わり、選択しようとしているクリップ項目の境界線を表示します。

「リンクされた選択」がオンになっている場合、リンクされたクリップ項目の編集点も選択され

ます。詳細については、

344

ページの「

トリムする編集項目やクリップを選択する

」を参照して

ください。

3

以下のいずれかの操作を行います:

Â

左大カッコ(

[

)キーを押して、選択したクリップ内の編集点を

1

フレーム前に移動します。

Â

右大カッコ(

]

)キーを押して、選択したクリップ内の編集点を

1

フレーム後ろに移動します。

参考:

Shift

[

キー、または

Shift

]

キーを押して、 選択した編集点を一度に

5

フレーム移動

することもできます。フレーム数は、

「ユーザ環境設定」ウインドウの「編集」タブにある「複

数フレームのトリムサイズ」フィールドで調節できます。

Â

+(プラス)か−(マイナス)に続けて、現在の編集に追加するフレーム数か現在の編集から

差し引くフレーム数を入力し、

Return

キーを押します。

Â

シーケンス内の編集点をドラッグして、クリップを拡張したり、縮小したりします。「タイム

ライン」上でプレビューされるクリップの境界線に注意してください。

「リップル」ツールでクリップを調整している間、

「キャンバス」は

2

フレーム表示になり、先行

クリップのアウト点が左に、後続クリップのイン点が右に表示されます(

405

ページの「

「キャ

ンバス」の

2

フレーム表示について

」も参照してください)

トリムされている編集点

このクリップのアウト点が

調整されています。

このクリップのイン点は
同じままで、調整されて

いません。

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18

スリップ、スライド、リップル、およびロール編集を実行する

329

IIIIIIIIIIII

この

2

フレームを使って、編集点を置く場所を正確に決めます。

編集点より後のすべてのクリップ項目が左か右に移動して、クリップの新しい継続時間に対応し

ます。