Final Cut Pro 6 - ソースタイムコードトラック表示と補助タイムコードトラック表示を選択する

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ソースタイムコードトラック表示と補助タイムコードトラック表示
を選択する

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メディアファイルには複数のタイムコードトラックを持たせることが可能ですが、通

常は

1

つの状態から始まります。最初にメディアファイルを取り込んだときに書き込まれたタイ

ムコードトラックは、ソースタイムコードトラックと呼ばれます。取り込んだメディアファイル
に、後からタイムコードトラックを追加することができます。このトラックは補助(AUX)タイ

ムコードトラックと呼ばれます。

補助タイムコードトラックは、ソーステープのオリジナルのタイムコードは参照しません。それ

はソースタイムコードトラックの役割です。代わりに補助タイムコードトラックは、ビデオと同
時に記録された独立したオーディオテープなどの、別のテープのタイムコードを参照できます。

このような、ビデオとオーディオが別々に記録されているデュアルシステムプロダクションで
は、ビデオテープとオーディオテープのタイムコードが同一ではないことがよくあります。しか

し、ポストプロダクションでは編集のためにビデオのメディアファイルとオーディオのメディア
ファイルを同期させる必要があります。

メディアファイルに補助タイムコードトラックを追加すると、オリジナルテープを再参照する際
に重要となるオリジナルのソースタイムコードを削除せずに、一致するタイムコードをビデオの

メディアファイルとオーディオのメディアファイルの両方に追加することができます。

Final

Cut

Pro

」では、ソース、

Aux 1

Aux 2

の中のどのタイムコードトラックを表示するかを

各クリップごとに選択することができます。多くのクリップにはタイムコードトラックしか存在
しません。そのような場合には

Aux 1

タイムコードまたは

Aux 2

タイムコードを表示するオプ

ションは存在しません。