」のタイムコードについて
(
439
ページ)
Â
「
Final
Cut
Pro
」でタイムコードを表示する
(
440
ページ)
Â
メディアファイルのタイムコードを修正する
(
446
ページ)
Â
60 fps
タイムコードを操作する
(
451
ページ)
Â
24
@
25
fps
タイムコードを使う
(
451
ページ)
Â
タイムコードキャラオンを生成する
(
452
ページ)
「
Final
Cut
Pro
」のタイムコードについて
「
Final
Cut
Pro
」は、以下の形式で表示される
SMPTE
標準タイムコードを使用します:
HH:MM:SS:FF(時間:分:秒:フレーム)
ビデオテープ上の各フレームには固有のタイムコード番号が付いており、これを使用してビデオ
フレームを追跡することができます。フレームカウンタ(
FF
)は、フレームレートによって異な
ります。たとえば、
30 fps
(フレーム/秒)のタイムコードでは、フレームカウンタは
:00
から
:29
までカウントし、再び
:00
に戻ります。
25 fps
タイムコードのフレームカウンタは、
:00
か
ら
:24
までカウントします。
440
Part III
編集を微調整する
参考:ビデオテープが正しく記録されていない場合、複数の場所に同じタイムコード番号が存在
することがあり(たとえば、
00:00:00:00
が複数回出現するなど)
、特定のショットがテープのど
こにあるのかを見つけるのが難しくなります。このようなテープの取扱いの詳細については、
Volume
1
の第
17
章「素材をディスクに取り込む」を参照してください。
「
Final
Cut
Pro
」でタイムコードを表示する
デフォルトでは、
「
Final
Cut
Pro
」はクリップのタイムコードを表示したときに、そのクリップ
のメディアファイルのタイムコードトラックからタイムコードを読み取ります。このタイムコー
ドは、クリップではなくメディアファイルに恒久的に保存されており、オリジナルのソーステー
プのタイムコードと同じであることから、ソースタイムコードと呼ばれています。ソースタイム
コードを表示する場合は、メディアファイルのタイムコードトラックから直接タイムコードが表
示されます。
参考:メディアファイルのタイムコードトラックにあるタイムコードを恒久的に変更することは
可能ですが、通常これはお勧めできません。なぜなら、タイムコードトラックの本来の目的は、
必要に応じてオリジナルのビデオテープを参照できるようにすることだからです。メディアファ
イルのタイムコードを変更すると、タイムコードはオリジナルテープのタイムコードと対応しな
くなり、再取り込みが難しくなったり、
EDL
ファイルや
OMF
ファイルなどのプロジェクト互換
ファイルが不正確になったりします。