「タイムライン」でトランジションの継続時間を変更する
変更後の継続時間に対応するのに十分な数のオーバーラップフレームがあれば、トランジション
の継続時間を変更することができます。「タイムライン」でトランジションの継続時間を変更す
る場合、継続時間がどのように変わるかはトランジションの配置によります。
Â
トランジションが編集点で終了する場合は、継続時間の変更によって、編集点の左側のクリッ
プ、つまり先行クリップが影響を受けます。
Â
トランジションが編集点の上にある場合は、継続時間の変更によって、編集点の両側のクリッ
プが影響を受けます。
Â
トランジションが編集点から始まる場合は、継続時間の変更によって、編集点の右側のクリッ
プ、つまり後続クリップが影響を受けます。
トランジションの継続時間は、ドラッグ操作により、またはタイムコードを使って変更すること
ができます。
第
21
章
トランジションを付加する
383
IIIIIIIIIIII
「タイムライン」でドラッグ操作によりトランジションの継続時間を変更するには:
1
選択ツールを選び、ポインタを
「タイムライン」のトランジションの先頭または末尾に移動します。
2
トランジションの一方の側をドラッグして、継続時間を長くまたは短くします。
「タイムライン」でタイムコードを使ってトランジションの継続時間を変更するには:
1
以下のいずれかの操作を行います:
Â
「タイムライン」でトランジションをダブルクリックします。
Â
「タイムライン」で
Control
キーを押したままトランジションをクリックし、ショートカットメ
ニューから「継続時間」を選びます。
Â
「タイムライン」でトランジションを選択し、
Control
+
D
キーを押します。
2
「継続時間」ダイアログで、トランジションの新しい継続時間を入力し、
「
OK
」をクリックします。
∏
ヒント:
2
つのクリップの間の利用可能なオーバーラップ量より長い継続時間を入力すると、 警
告音が鳴り、利用可能な最大継続時間がダイアログに表示されます。継続時間を変更すること
も、
「
OK
」をクリックして最大継続時間を使うこともできます。トランジションの最長の継続
時間を決定するには、
9999
のような大きい数値をここに入力し(たいていの場合、もっと小さ
い数値で十分です)、
「
OK
」をクリックすると便利です。ダイアログに、設定可能な最長の継続
時間が表示されます。
ポインタが、希望の継続時間に
ドラッグできることを示す
サイズ変更ポインタに変わります。
ここに目的の継続時間を
入力します。
384
Part III
編集を微調整する