Final Cut Pro 6 - 「トリム編集」ウインドウで編集項目をトリムする

366

Part III

編集を微調整する

3

以下のいずれかの操作を行って、リップル編集またはロール編集を選択します：

Â

左のリップル編集を実行するには、左側の画像をクリックして先行クリップをトリムします。

Â

ロール編集を実行するには、

2

つの画像の間の中央部分をクリックします。

Â

右のリップル編集を実行するには、右側の画像をクリックして後続クリップをトリムします。

Â

3

種類の使用可能なトリミングモードを切り替えるには、

U

キーを押します。

編集項目の片側または両側の上部に表示される緑色のバーは、どのような種類のトリム操作を

行っているかを示します。

トリミングインジケータ

バーが先行クリップの

上にだけ表示されます。

ポインタは一時的に

「リップル」ツールに

変化します。

トリミングインジケータバーが両方の

クリップの上に表示されます。

ポインタは一時的に

「ロール」ツールに

変化します。

トリミングインジケータ
バーが後続クリップの

上にだけ表示されます。

ポインタは一時的に

「リップル」ツールに

変化します。

第

20

章

トリム編集ウインドウを使ってクリップをトリムする

367

IIIIIIIIIIII

4

以下のいずれかの操作を行って、編集点をトリムします：

Â

トリムボタンをクリックするかキーボードショートカットを利用して、表示されるフレーム単

位で左か右にトリミングします。

Â

[

（左角かっこ）キーまたは

]

（右角かっこ）キーを押して、逆方向または順方向に

1

フレー

ム分トリムします。

Â

Shift

＋

[

（左角かっこ）キーまたは

Shift

＋

]

（右角かっこ）キーを押して、逆方向または順

方向に

5

フレームトリムします。トリムするフレームの数は、「ユーザ環境設定」ウインド

ウの「編集」タブの「複数フレームのトリムサイズ」設定でカスタマイズできます。

（詳細

については、

Volume

4

の第

23

章「設定と環境設定を選択する」を参照してください。）

Â

＋（プラス）に続けてか追加するフレーム数を、−（マイナス）に続けて差し引くフレーム数

を入力し、

Return

キーを押します。

Â

スクラバー・バーで編集マーカーをドラッグして、先行または後続クリップの新しい点にド

ラッグします。

Â

ジョグとシャトルコントロールを使って、先行クリップまたは後続クリップの中で再生ヘッド

を移動します。次に

O

キーを押して先行クリップの新しいアウト点を設定するか、

I

キーを押

して後続クリップの新しいイン点を設定します。

Â

再生コントロールを使ってクリップを再生します。先行クリップの新しいアウト点または後続

クリップの新しいイン点を設定します。

Â

J

キー、

K

キー、

L

キーを使って、編集点のどちらか一方の側で再生ヘッドをシャトル操作しま

す（ポインタを置いた側が選択されます）

。

「トリム編集」ウインドウの左側と右側の間にポイ

ンタを移動させると、左右の「再生」ボタンがハイライトされます。このボタンをクリックし

ないでください。選択されているトリミング操作が変更されてしまいます。

順方向に移動するには

L

キー、逆方向に移動するには

J

キー、停止するには

K

キーを押しま

す。

J

キーまたは

L

キーを繰り返し押すと、再生速度が速くなったり遅くなったりします。

K

キーと同時に

L

キーまたは

J

キーを押すと、スロー再生が行われます。

「ダイナミック」トリミングチェックボックスが選択されている場合、再生を停止すると、選

択された編集点が再生ヘッドの新しい位置に移動します。

上記のどのトリム方法でも、

「イン点移動」フィールドと「アウト点移動」フィールドには、変

更されたフレームの数が表示されます。

「タイムライン」にあるシーケンスと再生ヘッドは、行っ

た変更を反映して自動的に更新されます。

5

編集項目を再生して確認します。

368

ページの「

「トリム編集」ウインドウで編集項目を再生して確認する

」を参照してください。