シーケンスクリップとマスタークリップのフレームをマッチ
させる
通常、シーケンスクリップは関連クリップであり、プロジェクト内のほかのクリップと関係して
います。この関係により、
「
Final
Cut
Pro
」では、「ビューア」で以下のクリップを開くことがで
きます:
Â
「ブラウザ」にある、シーケンスクリップのマスタークリップ
Â
ディスク上にある、シーケンスクリップのソースファイル
「
Final
Cut
Pro
」でこれらの項目のいずれかを「ビューア」に開くと、
「ビューア」でも再生ヘッ
ドが「キャンバス」および「タイムライン」と同じフレームに配置されます。これをマッチフ
レームと呼びます。
重要:
シーケンスクリップが関連クリップではない場合は独立しているので、
「ブラウザ」のマ
スタークリップには関連付けられていません。独立クリップにはマスタークリップがないので、
マスタークリップとマッチさせることはできません。しかし、オリジナルのメディアファイルと
マッチさせることはできます。マスタークリップとクリップの関係の詳細については、
Volume
4
の第
4
章「マスタークリップと関連クリップを操作する」を参照してください。
第
24
章
マッチフレームと再生ヘッドの同期
431
IIIIIIIIIIII
シーケンスクリップが独立しているかどうかをチェックするには:
1
「タイムライン」でクリップを選択するか、
「キャンバス」または「タイムライン」でクリップ上
に再生ヘッドを移動します。
2
「表示」メニューから「マスタークリップを表示」を選びます。
「マスタークリップを表示」メニュー項目がグレイ表示の場合、選択したシーケンスクリップに
はマスタークリップがありません。つまり、独立しています。