オーディオ出力グループを
AIFF
ファイルに書き出す
「オーディオを
AIFF
に書き出し」コマンドを使って、シーケンス内の各出力チャンネルグループ
の
AIFF
オーディオファイルを書き出します。書き出されたオーディオファイルの数は、シーケ
ンスに割り当てられているモノラル出力チャンネルおよびステレオ出力チャンネルの数で決ま
ります。オーディオ出力数は、
「シーケンスの設定」ウインドウの「オーディオ出力」タブで設
定できます。デュアルモノチャンネルは
2
つのモノラルオーディオファイルに書き出され、ステ
レオチャンネルは単一のステレオ・オーディオファイルに書き出されます。
「オーディオを
AIFF
に書き出し」オプションの主な用途の
1
つに、書き出し中にオーディオト
ラック間の分離を保つということがあります。たとえば、編集済みのシーケンス全体がすでに最
終的なステレオ・オーディオファイルにミキシングされ、外国の配給業者が音楽、背景音、音声
エフェクトを損なわずにセリフをほかの言語に別々にダビングし直せるように、トラックのグ
ループごとに個別の
AIFF
ファイルを書き出すこともできます。
サンプルレートを入力するか、
このポップアップメニューから
選びます。
ビット深度を選びます。
「モノラル」を選びます。
「リニア
PCM
」を選びます。
必要な品質レベルを
選択します。
第
10
章
オーディオをそのほかのアプリケーションでミキシング用に書き出す
191
IIII
参考:オーディオをマルチチャンネルの
QuickTime
ファイルに書き出すこともできます。同じ
オーディオグループ化ルールが適用されます。詳細については、
Volume
4
の第
17
章
「
QuickTime
ムービーを書き出す」を参照してください。
シーケンスでは、必要な数のトラックを、同じオーディオ出力チャンネルに割り当てることがで
きます。たとえば、トラック
1
∼
4
をオーディオ出力チャンネル
1
(モノラル)に割り当てるこ
とができます。書き出しで得られる出力チャンネル
1
のオーディオファイルには、トラック
1
∼
4
のオーディオのミックスが含まれます。オーディオ出力チャンネルを使うと、書き出し中に複
数のオーディオトラックを一緒にグループ化およびミキシングすることができます。たとえば、
トラック
1
∼
4
を出力チャンネル
1
に、トラック
5
∼
8
を出力チャンネル
2
に、そしてトラッ
ク
9
∼
10
をステレオ出力チャンネル
3
と
4
に割り当てることができます。これは、ステムミッ
クスを最終的なオーディオミックスのどこででも使えるように書き出す場合に便利です。複数の
オーディオ出力の割り当てについては、
37
ページの「
オーディオ出力を設定する
」を参照して
ください。
例:
12
のトラックを
3