つのステレオ・オーディオファイルに
書き出す
以下に、編集したシーケンスからマルチチャンネルオーディオを書き出す方法の典型的な例を示
します。シーケンスに
3
つのステレオ・オーディオ出力と
12
のオーディオトラックが設定して
あるとします。
「シーケンスの設定」ウインドウの「オーディオ出力」タブは、次のように表示されます:
192
Part I
オーディオミキシング
そしてシーケンスは次のように表示されます:
12
のオーディオトラックはそれぞれ、
3
組の出力チャンネルの
1
つに割り当てることができま
す。複数のトラックを同じ出力チャンネルに割り当てることができます。その場合、書き出し中
にこれらのトラックのオーディオがミキシングされ、単一のオーディオファイルになります。
そのような場合、
「オーディオを
AIFF
に書き出し」オプションを使用すると、個別のステレオ
AIFF
ファイルが
3
つ作成されます。各
AIFF
ファイルはシーケンス内のオーディオ出力
1
組に対
応しており、そのペアに割り当てられているすべてのオーディオトラックを統合したオーディオ
が、ユーザが設定したレベルを使ってミキシングされた状態で収められています。これら
3
つの
ファイルはすべてまったく同じ継続時間になります。必要な場合は、後から
3
つの
AIFF
ファイ
ルをプログラムのビデオと一緒にオーディオポストプロダクション業者に渡して、再度ミキシン
グとマスタリングを行ってもらうことができます。
参考:シーケンスオーディオのステレオダウンミックスを単一のステレオ
AIFF
ファイルとして
書き出すときにも、
「オーディオを
AIFF
に書き出し」オプションを使用できます。詳細について
は、
193
ページの「
「オーディオを
AIFF
に書き出し」コマンドを使う
」および
45
ページの「
オー
ディオ出力の書き出し設定
」を参照してください。
AIFF