Final Cut Pro 6 - OMFオーディオファイルを書き出す

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オーディオファイルを書き出す

OMF

Open Media Framework

)は、異なる編集システム間でビデオとオーディオのシーケン

スを交換するための、クロスプラットフォームのファイル形式です。もともと、

Avid

社によっ

て開発された

OMF

ファイル形式ですが、多くの編集アプリケーションが

OMF

の読み込みと書

き出しに関してある程度の互換性を保っています。今日、

OMF

は、オーディオシーケンス、ト

ラック、およびクリップの情報をビデオ編集システムからオーディオ・ポストプロダクション・

アプリケーションへとやり取りする場合に最もよく使用されます。

OMF

は、従来の

EDL

よりも

はるかに多くの情報を格納できます。これは特にオーディオ交換に関して顕著です。

シーケンスオーディオを

OMF

ファイルとして書き出すと、その結果得られる

OMF

ファイルに

は、オーディオメディアファイルと共にオーディオ編集の説明(「タイムライン」にあるクリッ
プのイン点とアウト点)が含まれています。

OMF

互換のデジタルオーディオワークステーショ

ン(

DAW

)を使って編集者にオーディオを渡す予定の場合は、

OMF

の書き出し」コマンドを

使用できます。ほとんどのオーディオ業者は

OMF

ファイルを扱うことができます。

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Part I

オーディオミキシング

OMF

を使ったオーディオの書き出しには、いくつかの重要な利点があります。

Â

書き出された

OMF

ファイルには、単一のファイルに埋め込まれたオーディオクリップとオー

ディオメディアファイル(のりしろあり/なし)が保持されています。これで、別のオーディ

オ編集アプリケーションのシーケンスからオーディオを開くことができ、個々のクリップへの

アクセスも保たれています。

Â

シーケンス内にあるオーディオトラックをいくつでも書き出すことができます。

EDL

の書き出

しでは、一度に書き出せるオーディオトラックが

4

つまでに制限されています。

Â

クロスフェード情報を含めると、

OMF

ファイルを読み込むアプリケーションでは、クロス

フェードがオリジナルのシーケンスと同じ位置に自動的に配置されます。

Â

レベルおよびパンの情報は、

OMF

ファイルに含めて書き出されます。

編集者は

OMF

ファイルを使用することによって、 オリジナルのトラック、クリップのイン点と

アウト点、レベル、パン、およびクロスフェードを維持した状態で、編集および同期済みのオー

ディオトラックをオーディオポストプロダクション業者に送ることができます。オーディオ編集

者は、オーディオののりしろを追加することで、必要時にクロスフェードをトリムしてオーディ

オに追加することもできます。

参考:

OMF

ファイルを別のアプリケーションに読み込むときには、そのアプリケーションのサ

ンプルレートが

OMF

ファイルのサンプルレートと一致することを確認します。 サンプルレート

が一致しないと、読み込み後にオーディオの同期が外れることがあります。

Final

Cut

Pro

」での

OMF