フェーダバンクを操作する
「
Final
Cut
Pro
」のシーケンスのトラック数がコントロールサーフェスのフェーダの数より多い
場合は、余ったフェーダをコントロールサーフェスの別のフェーダバンクで制御できます。
フェーダバンクを使うと、物理的なフェーダを番号の大きいトラックに一時的に割り当てること
で、コントロールサーフェスで制御するトラックの数を増やすことができます。
たとえば、コントロールサーフェスにフェーダが
8
つある場合、
1
つ目のフェーダバンクは「オー
ディオミキサ」に表示される始めの
8
トラックを制御できます。
2
つ目のフェーダバンクは、第
2
グループとなる、次に表示される
8
つのフェーダを制御できます。以下同様です。
「オーディ
オミキサ」にすべてのトラックが表示されている場合、
1
つ目のフェーダバンクはトラック
1
∼
8
を制御し、
2
つ目はトラック
9
∼
16
を制御する、というようになります。
シーケンスのトラック数がコントロールサーフェスのフェーダ数より多い場合、
「
Final
Cut
Pro
」
は余ったトラックを自動的に新しいフェーダバンクに割り当てます。新たな設定などは必要あり
ません。
コントロールサーフェスのフェーダバンクを切り替えるには:
m
コントロールサーフェスの
Bank Left
ボタンまたは
Bank Right
ボタンなどを押します。
1
つ前または次のフェーダバンクが選択され、
「オーディオミキサ」内の異なる範囲のラックを
制御できます。
複数のコントロールサーフェスを設定した場合、フェーダバンクボタンを押すと、物理的な
フェーダの合計数だけコントロールサーフェスのトラック番号が増えます。たとえば、それぞれ
8
トラックあるコントロールサーフェスを
2
台使用する場合、
1
つ目のフェーダバンクはトラッ
ク
1
∼
16
を制御し、
2
つ目は
17
∼
32
を制御します。以下も同様です。
トラック
1
∼
8
トラック
9
∼
16
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Part I
オーディオミキシング