「オーディオ出力を合わせる」コマンドを使う
「オーディオ出力を合わせる」コマンドを使用すると、シーケンス内の選択したオーディオクリッ
プのステレオグループとモノラルグループに一致するようにオーディオ出力が自動的に設定さ
れます。
参考:この場合、オーディオクリップという用語は、オーディオクリップ項目およびこれにリン
クされているその他すべてのオーディオクリップ項目を指します。
「タイムライン」で選択したオーディオクリップと一致するオーディオ出力を割り当てるには:
1
「タイムライン」で、リンクされたオーディオクリップ項目を含むオーディオクリップを
1
つ選択
します。
2
「シーケンス」>「オーディオ出力を合わせる」と選択します。または
Option
+セミコロン(
;
)
キーを押します。
シーケンスの現在のオーディオ出力が、選択したオーディオ項目の設定と一致しない場合、
「
Final
Cut
Pro
」がシーケンスの出力を一致させるために変更することを警告するメッセージが
表示されます。
参考:
「
Final
Cut
Pro
」は偶数のオーディオ出力のみをサポートします。選択したオーディオク
リップが奇数のトラック(
3
、
5
、
7
つなど)にまたがっている場合は、
「オーディオ出力を合わ
せる」コマンドによって最も大きな奇数に
1
を加えた偶数の数だけ作成されます。たとえば、選
択したクリップが
7
つのトラックにまたがっている場合は、
8
つのオーディオ出力が作成されます。
選択したオーディオクリップのステレオ項目が個々のステレオ出力バスに割り当てられ、クリッ
プのモノラル項目が個々のモノラル出力バスに割り当てられるように、シーケンスのオーディオ
出力が再度割り当てられます。
新規オーディオ出力が、コンピュータまたはオーディオインターフェイスで使用できるハード
ウェア出力の数を超えた場合には、
「
Final
Cut
Pro
」から警告メッセージが表示されます。この
警告が表示されないようにするには、警告ダイアログで「次回から警告しない」オプションを選
択します。
シーケンスの新規オーディオ出力を検証するには、
「シーケンス」>「設定」と選択して「オー
ディオ出力」タブをクリックし、設定を表示します。
第
2
章
出力チャンネルと外部オーディオモニタを割り当てる
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