オーディオ出力を選択する/切り替える
オーディオ再生用のオーディオインターフェイスは、「ビューア」、
「キャンバス」、および「タイ
ムライン」から選択できます。
オーディオをモニタするため、または外部装置に出力するためのオーディオインターフェイスを
選択するには:
1
「
Final
Cut
Pro
」>「オーディオ/ビデオ設定」と選択し、
「
A/V
装置」タブをクリックします。
2
「オーディオ」ポップアップメニューからオーディオインターフェイスを選択します。ここで選
んだインターフェイスを使って、
「ビューア」
、
「キャンバス」および「タイムライン」でオーディ
オを再生します。
Â
デフォルト: このオプションを選ぶと、
Mac
OS
X
の「システム環境設定」の「サウンド」パ
ネルにある「出力」パネル(または「
Audio MIDI
設定」ユーティリティ)で選択した出力デ
バイスを使用します。
「システム環境設定」や「
Audio MIDI
設定」から「
Final
Cut
Pro
」の
オーディオ出力を指定したい場合、このオプションを選びます。この設定はオーディオ出力の
デフォルト設定になります。
Â
内蔵オーディオ: これはコンピュータの内蔵オーディオインターフェイスです。
Â
FireWire DV:
DV
ビデオカメラやデッキをコンピュータに接続する場合は、 これがデフォル
ト設定になります。
Â
そのほかの使用可能なインターフェイス: 他社製のオーディオインターフェイスやビデオイ
ンターフェイスがインストールされている場合、このリストに表示されます。
ハードウェアによっては、オーディオインターフェイスを構成するのに追加オプションが利用で
きます。
オーディオ
インターフェイスを
ここで選択します。
オーディオインターフェイスの
オプションをここで選択します。
第
2
章
出力チャンネルと外部オーディオモニタを割り当てる
39
IIII
3
「オプション」をクリックし、以下の中から選択します:
Â
チャンネル: オーディオインターフェイスで出力可能なチャンネル数を選択します。オーディ
オ出力プリセットを作成して、選択した数のチャンネルにシーケンストラックを割り当てるこ
とができます。詳細については、
40
ページの「
オーディオ出力について
」を参照してください。
Â
ビット深度: オーディオでサポートされるビット深度を選びます。
16
ビットオーディオは、一
般的な
DV
装置と互換性があります。高分解能の出力と書き出しには、
24
ビットオーディオ
が適します。
Â
サンプルレート(Hz)
: このポップアップメニューから標準的なサンプルレートを選びます。業
務用のビデオアプリケーションでは
48 kHz
が標準ですが、最近では
96 kHz
を使用することが
多くなっています。
4
以下の警告メッセージオプションを選択/選択解除します:
Â
起動時に装置を検出できない場合、外部 A/V 装置の警告を表示しない: このチェックボックス
を選択すると、アプリケーションの起動時に選択した装置が検出されない場合に警告メッセー
ジが表示されなくなります。
Â
オーディオ出力がオーディオ装置のチャンネルより多いときは警告を表示しない: このオプ
ションを選ぶと、次のようなメッセージが無効になります。「選択した外部オーディオ装置は
N
出力をサポートしていません。サポートされていない出力は、コンピュータで再生中に無視
されます。
」
「オーディオ/ビデオ設定」ウインドウで現在選択されているオーディオインター
フェイスより多くのオーディオ出力チャンネルをシーケンスに割り当てたときに、このメッ
セージは表示されます。オーディオ出力設定の詳細については、
45
ページの「
オーディオ出
力をハードウェアでサポートされている数よりも多く割り当てる
」を参照してください。
40
Part I
オーディオミキシング