独立電源方式のスピーカーとパッシブスピーカー
外部アンプから電力を得るスピーカーをパッシブスピーカーと呼びます。独立したアンプとパッ
シブスピーカーを使用する場合、全体的な周波数応答およびオーディオ品質に多くの要素が影響
します。独立したアンプとスピーカーを使うより簡単な選択肢は、独立電源方式のスピーカー
(内蔵アンプ搭載のスピーカー)を使うことです。独立電源方式のスピーカーはパッシブよりも
広く普及しており、特にスタジオモニタリングとビデオ編集の現場でよく使われます。
スピーカーとアンプが同時に使われる前提で設計され、また同じ筺体に入っているため、独立電
源方式のスピーカーは性能がより安定しています。ビデオ編集システムと併用する場合、独立電
源方式のスピーカーは適切で使いやすい選択肢です。独立電源方式のスピーカーにはラインレベ
ル入力が入るので、オーディオインターフェイスへも簡単に接続できます。
フラットな周波数特性
フラットではない周波数特性
20 Hz
200Hz
– dB
+ dB
– dB
+ dB
1 kHz
5 kHz
20 kHz
20 Hz
200 Hz
1 kHz
5 kHz
20 kHz
第
2
章
出力チャンネルと外部オーディオモニタを割り当てる
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