Final Cut Pro 6 - チャンネルのダウンミックスの音量を調整する

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チャンネルのダウンミックスの音量を調整する

各オーディオ出力バスには調整可能なダウンミックスレベルがあり、オーディオをダウンミック

スする場合にのみ適用されます。各オーディオ出力バスのレベルは、現在のシーケンスの「シー

ケンスの設定」ウインドウの「オーディオ出力」タブにある「ダウンミックス」ポップアップメ

ニューでバスに対して指定したデシベル数で減衰(または増強)されます。

ステレオダウンミックスに歪みがあったり音が小さすぎたりする場合以外は、デフォルト設定を

変更しないでください。ダウンミックスレベルが

0 dBFS

を超えている場合は、一部の出力バス

のダウンミックスレベルを下げる必要があります。ダウンミックスが低すぎる場合は、ダウン

ミックスレベルを高くして出力レベルを上げます。通常は、ダウンミックスするチャンネルが多

いほど、ダウンミックスしたステレオ信号が

0 dBFS

を超えないようにするため(歪みの原因と

なります)

、各チャンネルでの減衰をより多くする必要があります。

ダウンミックスレベル調整の主な目的の

1

つは、標準の

5.1

チャンネルサラウンドサウンド(業

界標準の設定があります)をダウンミックスするときに、モノラルチャンネルのレベルを維持す

ることです。広く認知されている

5.1

チャンネル・サラウンドサウンド・クリップに「オーディ

オ出力を合わせる」コマンドを使用すると、業界標準のレベル調整がオーディオ出力のダウン

ミックスレベルに適用されます。これらの設定は、

「シーケンスの設定」ウインドウの「オーディ

オ出力」タブで確認できます。