」の「ビデオスコープ」を使って背景スクリーンの正しい照明
を簡単に行う
「波形モニタ」では、ビデオフレームのブライトネスのすべての変動が画面の左から右に表示
されるため、肉眼では見えにくい背景スクリーンのホットスポットが明確に分かります。現場
で
FireWire
を備えた
DV
ビデオカメラにポータブルコンピュータを接続すれば、
「波形モニタ」
のグラフで青または緑の背景全体のブライトネスレベルを確認することができます。
（また、ア
ナログ−
DV
コンバータを使えば、異なる形式のカメラのアナログ出力に接続することができ
ます。
）
「波形モニタ」では、ホットスポットはスパイクとして表示され、 シャドウが下向きの
スパイク、シャドウのかかった領域がくぼみとして表示されます。
これを頭に入れて、
「波形モニタ」のグラフの表示が均一になるまで照明を調整し、キーイン
グにできるだけ最適の背景を確保します。照明を調整したらクリップを取り込み、「クロマ
キー」フィルタを使ってさらにテストを行い、どの程度うまくキーイングされるかを調べるこ
とができます。
ブライト領域は小さな
スパイクとして
表示されます。
シャドウは、小さな下向きの
スパイクとして表示されます。
第
20
章
キーイング、マット、およびマスク
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